2025年5月18日(日)東京・ニューピアホールにて『プロフェッショナル修斗2025 vol.3』昼夜大会が開催される。すでに、夜に行われる第2部(17:30開始)のメインイベントとして、修斗世界フライ級王者“ネバーギブアップ”新井丈(和術慧舟會HEARTS)と、暫定王者・関口祐冬(修斗GYM東京)の王座統一戦が決定済み。
【第2部】
▼修斗世界フライ級王座統一戦 5分5R新井 丈(正規王者/和術慧舟會HEARTS)関口祐冬(暫定王者/修斗GYM東京)
さらに、第1部(12:30開始)のメインイベントが発表された。DEEP、PANCRASEに続き、修斗のベルトを狙う住村竜市朗(世界3位/TEAM ONE)と、環太平洋王者・墨吉涼太(世界1位/誠流会館)が「修斗世界ウェルター級暫定王座戦」として対戦する。
【第1部】
▼修斗世界ウェルター級暫定王者決定戦 5分5R墨吉涼太(誠流会館)同級環太平洋王者・世界1位/住村竜市朗(TEAM ONE)同級世界3位
同階級の正規世界王者は、エルナニ・ペルペトゥオ(ブラジル/ノヴァウニオン)。2023年11月24日に田村ヒビキとの初防衛戦に勝利したが、その後、怪我などもあり防衛戦を行うことが難しく、墨吉vs.住村の一戦が世界ウェルター級暫定王者決定戦として行われることなった。
まずはいよいよ3団体制覇へリーチとなった住村竜市朗は、2024年9月に約12年振りに修斗へ復帰。西條英成(THE BLACKBELT JAPAN)に経験値の差を見せつけ“塩漬け”して完勝。前人未到の3団体制覇に向け最高のスタートを切った。
その行く手を阻むのが誠流会館所属の墨吉涼太だ。誠流会館は北九州に拠点を置く空手道場で現在代表を務める元プロシューターの溝口直右などを輩出しおり、墨吉は第27回全日本アマチュア修斗選手権を制覇して2022年にプロデビュー。初戦こそ惜敗したがその後4連勝を飾り、2024年には前環太平洋王者ソーキとの2連戦を制し環太平洋王者を獲得。空手ベースの打撃を武器に相手を倒し切る拳はこの階級随一と言っていいだろう。
(C)TORAO NATION STATE
住村の参戦で一気に色めき立ってきた修斗ウェルター級戦線。このまま住村にDEEP、PANCRASEに続き修斗のベルトも持っていかれるのか? それとも馬関海峡を越え、初の関東圏進出を果たす墨吉が拳で阻止するのか? 両雄が意地とプライドを賭けて相対峙する修斗ウェルター級暫定王座決定戦に注目だ。