▼ライトヘビー級→キャッチウェイト 5分3R
〇ブレンドソン・ヒベイロ(ブラジル)17勝7敗(UFC2勝2敗)205.5lbs/93.21kg
[2R 1分28秒 キムラロック]
×ディヤル・ヌルゴジェイ(カザフスタン)10勝1敗(UFC0勝1敗)210.5lbs/95.48kg ※体重超過
※ヌルゴジェイは規定体重をオーバー。試合は予定通り行われるものの、対戦相手のヒベイロに報奨金の一部を支払う
ライトヘビー級だったが、ヌルゴジェイが4.5ポンドの大幅オーバーでキャッチウェイトに。
ヌルゴジェイはUFCだけでなく世界中のMMAシーンを席巻しつつある中央アジア(カザフスタン)の選手だが、中央アジア勢では珍しい重量級ファイター。ローカル全勝で昨年10月のDWCSに出場し、2RKO勝ちしてUFCと契約。今回がUFCデビュー戦となるが、ローカル時代の相手のレベルが不明のため、UFCでどこまで出来るかもまだ不透明。キャリア10戦全勝(6KO・2一本勝ち)の27歳。
ブラジルのヒベイロはUFC1勝2敗。初戦はUFCデビュー戦対決となった中国のジャン・ミンヤンに1RKO負け。2戦目もやはりUFCデビュー戦のダゲスタン出身マゴメド・ガジヤスロフにテイクダウンから押さえ込まれる展開で判定負け。連敗で後がなくなった前戦は、カナダ在住ブラジル人のカイオ・マシャドと対戦。サークリングして距離を取り続けるマシャド相手に凡戦となったものの、判定勝ちでUFC初勝利。28歳。
1R、サウスポーのヌルゴジェイにヒベイロはオーソドックス。ヌルゴジェイがプレッシャーを掛ける。ケージに詰まってきたヒベイロだがパンチで出た。ヌルゴジェイの左オーバーハンドがヒット。ボディストレートを打ち込むヌルゴジェイ。また詰めるとケージ際まで下がるヒベイロ。ヌルゴジェイ前蹴り。ヒベイロの蹴りをキャッチしてワンツーを入れたヌルゴジェイ。インローを蹴るヒベイロ。ヒベイロのワンツーがヒットしヌルゴジェイダウン!追撃に来るヒベイロを足で阻むと立ち上がった。スタンドに。左を放つヌルゴジェイだが空振り。ヒベイロケージに詰めてヒザを打ち込む。ヌルゴジェイのバックブローをかわしてシングルレッグに入るが1R終了のホーン。
1Rは打撃で下がり気味だったヒベイロがダウンを奪い形勢逆転。
2R、インローを入れていくヒベイロだが、ヌルゴジェイがタックルで飛び込んでテイクダウン。背中を向けて立ち上がるヒベイロを再度テイクダウン。押さえ込んだヌルゴジェイに下からキムラロックを仕掛ける。極めながらリバーサルして上になるとヌルゴジェイタップ!
#UFCVegas104 Official Result: Brendson Ribeiro (@BrendsonRibeir5) defeats Diyar Nurgozhay by Submission at 1:28 in Round 2.
— UFC News (@UFCNews) March 15, 2025
Complete Main Card Results ➡️ https://t.co/zZzyVYXtBO
2R1分28秒、ヒベイロがキムラロックで一本勝ち。オッズでは支持されていたヌルゴジェイだが、UFCデビュー戦は一本負けでキャリア初黒星。
ヒベイロはキャリア16勝で7度目、UFCでは初となる一本勝ち。「俺がグラウンドに行ったらフィニッシュで終わる。俺の実績が示しているだろう」とコメントした。





