キックボクシング
レポート

【ビッグバン】野村太一が進化した姿を見せ平山迅を圧倒TKO、石川直樹は駿太に辛勝、奥平将太が琢磨を初回KO、高橋幸光が松下大紀を圧倒KOしてタイトル戦アピール「見たくないですか、プロレスラーがキックボクサーを倒すところを」

2025/03/09 18:03

▼第7試合 63kg契約 3分3R
〇林 京平(湘南格闘クラブ/元Bigbangライト級王者)
判定3-0 ※29-28×2、30-27
×ポッシブルK(K'growth/SB日本スーパーフェザー級1位)


 林はKrushを主戦場にしてきたベテランで、大岩龍矢、里見柚己、小澤海斗、伊藤健人、林健太らと拳を交えてきた。パンチ力がある半面、KO負けも多くやるかやられるかのスタイル。2018年12月、中村圭佑を破り第3代Bigbangライト級王者となり、初防衛にも成功したが返上。2024年12月、王座返り咲きを目指して現王者・目黒翔大に挑戦したが2RにTKOで敗れた。戦績は17勝(8KO)17敗2分。


 ポッシブルはシュートボクシングを主戦場にしながら、様々な団体に出場。2023年12月3日には『Bigbang』でMA日本ライト級王者・平澤優聖を2RでKOして6連勝を飾ったが、同月25日の香港遠征でヒュン・ツェイ・ヘイデンに判定で敗れ連勝がストップ。2024年4月のスックワンキントーン スーパーライト級王座決定戦で健太に敗れ、6月のBigbangスーパーライト級タイトルマッチで琢磨に判定負けでいずれも戴冠ならず。戦績は22勝(10KO)19敗。



 1R、序盤から右カーフを蹴っていく林にKは何度もバランスを崩す。Kもバックハンドブロー、強い左ローを蹴るが林の右カーフでバランスを崩したところに左フックをもらい、さらに右をフォローされてダウンを奪われる。


 2R、Kはサウスポーになり、カーフを蹴られないようにどんどん前へ出て攻撃を出していく。後ろ廻し蹴り、バックハンドブロー、カカト落とし、バレリーキックと変則的な技も多用。林は手数は出ないが、前蹴りをするとKはバランスを崩す。


 3Rも攻撃の手を休めず攻めまくるK。林は右フックで対抗するが、Kの手数が多い。それでも林が前蹴りでKのバランスを崩し、判定は3-0でダウンを奪った林の勝利となった。

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