▼第8試合 スーパーウェルター級 3分3R
×松下大紀(BELIEVE MAN)
KO 3R 1分18秒 ※左ローキック
〇高橋幸光(飯伏プロレス研究所)
高橋はテコンドーとムエタイを融合させた独特なスタイルでこれまでにJ-NETWORK、MA日本キックの2本のベルトを獲得、さらに2021年9月のBOMではKJヒロシを下してWMC日本スーパーライト級王座を奪取。そして同年12月には水落洋祐を4RKOで下してBOMウェルター級王者に輝いた。2023年にはRWSの世界トーナメントに出場している。2024年3月にはプロレスラーとしてもデビューした。10月のKNOCK OUTではMASATO BRAVELYに判定負け。戦績は40勝(12KO)24敗5分1無効試合。
松下はKrush&K-1で活躍し、12勝のうち8勝がKOという強打者。2024年6月に長期休養から復帰してビッグバンでKONZISIBADBOYに僅差の判定勝ち。10月には第3代Bigbangスーパーウェルター級王者で同じくKrush&K-1で活躍した山崎陽一に僅差で勝利している。戦績は12勝(8KO)8敗2分。
1R、序盤は圧をかけて前に出た松下だったが、高橋が左ストレートからのワンキャッチのヒザを突き刺すとペースダウン。その後も高橋が左ロー、左ストレートからワンキャッチのヒザを突き刺し、さらに左ストレートでボディを攻めると松下は後退。
2Rも高橋はワンキャッチのヒザと左ローを多用。組まれると身体を丸めてしまう松下。離れると松下もミドルを蹴るが、高橋の左ストレートをもらって後退、左ローの連打でダウンを奪われる。高橋は余裕の縦回転ニールキックを見せる。
3R、松下は前に出ていってパンチを狙うが、高橋の左ロー連打、バレリーキックをもらってダウン。そのまま立ち上がれず、高橋のKO勝ちとなった。
高橋はマイクを持つと「プロレスラー、皆さんどうですか。KOで勝ちました。もういいんじゃない。すぐにタイトルも。見たくないですか、プロレスラーがキックボクサーを倒すところを」とアピール。