▼セミファイナル 第10試合 フライ級 5分3R
×前田吉朗(同級世界2位/パンクラス大阪稲垣組)
[1R 4分37秒 KO]
◯清水清隆(同級世界4位/TRIBE TOKYO M.M.A.)
サウスポーから出入り左ミドル、左ハイ狙う前田。清水は中に入って右ストレート! さらに頭から飛び込む右で前田がダウン。パウンド!
足が効かない状態で殴られ続ける前田を見て、レフェリーが間に入った。TRIBE TOKYO M.M.Aでの練習仲間でもある前田をパウンドアウトした清水は号泣。前田はストップに猛抗議も、落ち着きを取り戻すと、最後は清水とハグした。
リング上で清水は「前田吉朗! 最高だよ。今日は目玉から汗がいっぱい出ちゃいました」と盟友と握手をかわすと、続けて「チャンピオン、いますか?」と、現・修斗世界フライ級王者の扇久保博正をマットに呼び込んだ。さらに、扇久保を前に「天下を獲り損ねた男がよく出てきたな。お前にひとつ、面白いことを言ってやろうか?」と挑発するかと思いきや、「よろしくお願いします!」と頭を下げて対戦を望むと、扇久保も「5月(5日・後楽園ホール昼夜大会)、やりましょう」と返答した。