▼ミドル級 5分3R
×ザッカリー・リース(米国)8勝2敗(UFC2勝2敗)
[1R 3分4秒 KO]※パウンド
○アザマト・ベコエフ(ロシア)11勝3敗
試合5日前にリースと対戦予定だったセドリケス・ドゥマスが欠場となり、ベコエフが緊急UFCデビュー。
リースはキャリア全勝・全試合1RフィニッシュでUFCと契約したが、UFC初戦は三角絞めに捕らえたところでスラムで頭から落とされてKOされ、キャリア初黒星を喫した。2戦目はわずか20秒でKO勝ち。前戦はUFCデビュー戦のホセ・アニエル・メリナとの対戦で、アグレッシブに攻めたもののはスタミナ切れし、仕留めきれずに初のフルタイムに。判定勝ちでUFC戦績を2勝1敗としている。30歳。
ベコエフはロシアのACAなどでキャリアを積み、2023年からフィーダーショーのLFAに参戦すると、2戦目でミドル級暫定王座を獲得、3戦目で正王者に。現在はATT所属。戦績18勝3敗の29歳。
サウスポーのリースにベコエフはサウスポー。ミドルを蹴るベコエフ。距離を詰めたベコエフの腹にヒザを入れたリースだが、キャッチしたベコエフ。片足でこらえるリース。テイクダウンしたベコエフだが、リースは下から腕十字を狙う。足をサバいてパスを狙うベコエフだが、リースがガードに戻すと下からパンチ・ヒジを入れる。ベコエフも上からパンチを入れる。上下で打撃戦。
リースが腕十字を狙うが、ベコエフのパンチが顔面に入り効いた。さらにパウンドを連打するベコエフ。左のパウンドを連続で顔面にもらったリースを見てレフェリーストップ!
1R3分4秒、KOでベコエフがUFCデビュー戦勝利。勝ったベコエフはインタビューで「トップ15と戦いたい。(所属するATTがある)第2のホームのマイアミで戦いたい」と、4月のUFC314マイアミ大会への出場をアピールした。