キックボクシング
レポート

【KROSS×OVER】乾秀人が小川悠太に競り勝ち無敗のままウェルター級王者に。グンター・カルンダが中平卓見にKO勝ちでヘビー級王座獲得。般若HASHIMOTOがテレカ∞をKO、ライト級新王者に=『KROSS×OVER.29 -2024 CLIMAX-』

2024/12/26 22:12

稲井良弥が圧倒的な攻撃力で新井惇之を1RKO。中村サキは山崎希恵と一進一退の攻防の末ドロー=12.14『KROSS×OVER28.5 -EXTRA EDITION-』GENスポーツパレス

 2024年12月14日(土)東京・GENスポーツパレスにて『KROSS×OVER28.5 -EXTRA EDITION-』が開催された。

▼第8試合 メインイベント KROSS×OVER PRO-KICK SUPER WELTERWEIGHT(-70kg)FIGHT 3分3R
〇稲井良弥(TARGET大森/第4代DEEP☆KICK-70kg王者) 
[1R 2分08秒 KO] ※パンチ連打
×新井惇之(カスタム)
による3ノックダウン

 年内最終興行である12月15日(日)『KROSS×OVER.29-2024CLIMAX』の前日に嵐が吹き荒れた。

 この大会のメインイベントにはRISEタイトルマッチ経験者で、Deep KICK-70kg王者の実力者でもある稲井良弥の電撃参戦が決定!幾多の強豪と鎬を削り、倒してきた稲井の爆発力は折り紙付き。KROSS×OVERのリングでも凄まじいインパクトを残していくか。

 対する新井淳之は10月6日に行われた『KROSS×OVER.28』にてオーガニック菊崎相手に2度のダウンを奪い勝利しており、長身から繰り出されるストレートと、タフさを併せ持つ危険なファイターである。

 稲井との経験の差はあるが、新井がアップセットを起こすのか。稲井が完膚なきまでに新井を叩きのめしマットに沈めるか!? 大注目のKROSS×OVER.28.5 -EXTRA EDITION-のメインイベントだ。

1R、稲井が新井のガードの上から重いパンチを叩きつけると、新井も打ち返し応戦する。新井の攻撃もヒットするが、稲井はそれに構わずパンチをヒットさせると新井がダウン。新井は立ち上がるが、稲井の嵐の様なラッシュにたまらず2度目のダウンを奪われる。

もう後がない新井は必死の形相で反撃を試みるが、稲井の猛攻の前に万事休す。稲井がタフな新井を仕留めきり、圧倒的な実力を見せつけた。

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