▼フェザー級 5分3R
×岡田拓真(リバーサルジム横浜グランドスラム)3勝 13位 65.9kg
[2R 0分54秒 TKO] ※パウンド
〇敢流(いさな)(パンクラス大阪稲垣組)5勝 14位/2024年NBT同級優勝 65.9kg
2023年にプロデビューし、上田智大、望月貴史、糸川義人に3連勝を飾った岡田だが、怪我の影響もあり2024年はこれが初試合。まだその真の実力は未知数だ。
一方、敢流は2024年のネオブラフェザー級を制してランク入りを果たし、初のランカー対決へ。山中大門、沢木純也、望月貴史をいずれもTKOに下しており、この試合もフィニッシュで締めくくれば、2024年は全勝フィニッシュ達成の快挙となる。
岡田「いろいろあっていろいろ無くなったんで、覚悟を決めて楽しみたいと思います」
敢流「ひとつ言いたいことがあって、今年のネブラで自分が圧倒的な優勝でMVPに選ばれなかったのは納得いかない。明日は衝撃的なKOで全員見返してやろうと思っているんで応援よろしくお願いします」
1R、ともにオーソドックス構え。大きく構える敢流は左ハイ。岡田は遠間からロー。敢流は前手の左フックをかすめる。左ハイを顔に当てた岡田は左右で前に。組んだ敢流は右で差して押し込み。
金網背にスタンドで首を抱える岡田。クラッチして首を抜く敢流。岡田は体を入れ替え右ヒザ。四つの敢流に右の肩パンチを連打。足も踏んで右ヒザ。2者が岡田支持。1者が敢流を支持。
2R、先に中央取る敢流。左フックの飛び込み。さらに岡田の右に合わせて右ハイ! 前に崩れた岡田は足を手繰りに行くが、いったん立ち上がった岡田を敢流は背後から崩してパウンド連打! レフェリーが間に入った。
敢流はこれで4試合連続フィニュシュ勝利。「大阪から来ました、稲垣組の敢流です。いまの格闘技界はネットとかSNSで注目を浴びているやつばかりですが、そこらへんの中途半端な格闘家と違って僕は実力だけで上がっていくんで、僕に注目してくれたら嬉しいです」と語った。