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レポート

【K-1 KHAOS】全員デビュー戦の格闘代理戦争チームがK-1選抜チームに勝利、メインは松本日向が橋本実生との接戦制して一矢報いる

2019/09/27 22:09

▼第6試合 K-1選抜vs格闘代理戦争・7対7全面対抗戦・副将戦 K-1 KHAOS NIGHTフェザー級 3分3R・延長1R
×内田道隆(K-1 GYM横浜infinity)
判定0-3 ※26-30、26-30、27-30
〇榊原達也(WSRフェアテックス西川口/木村組)


 榊原はパンチの当て感やセンスを感じさせる試合を見せ、「他の選手にはないものがある選手だと思うのでその才能をプロのリングでも開花させてほしい」と中村拓己K-1プロデューサーが期待する選手。


 内田はK-1カレッジ2017 -60kgの優勝者。KHAOSでプロデビューして1勝している。両者ともテクニックのあるファイターなので、レベルの高い試合が期待される。


 1R、榊原はパワフルな左右フックで前へ出て攻めていく。サウスポーの内田は前蹴り、左ミドル、三日月蹴りと蹴りでボディを徹底的に狙う。


 2R、ボディから顔面へのパンチコンビネーションを繰り出す榊原に、内田は左ミドル&ハイからの左ストレート。内田が左の蹴りでペースを取り始めたと思われたが、榊原がボディから左右フックをヒットさせて一気にペースを取り戻す。


 3Rは内田が積極的に前へ出て左の蹴りを放っていくが、榊原はここでハイキック、ミドルキックと蹴りを多用。前蹴り、ローを蹴り、ローの連打からいきなり左フックを放つ上手さも見せる。


 内田に蹴られても右ボディを返す榊原。そして終了間近、榊原の右ボディで内田は身体を丸めて後退。そこへ榊原が前蹴りで追撃し、ダウンを奪う。内田が立ち上がったところで試合終了となり、多彩な技を見せた榊原が判定勝ち。

 対抗戦はこの時点で、大将戦を待たずして格闘代理戦争チームが4勝を挙げて勝利を決めた。

▼第5試合 K-1選抜vs格闘代理戦争・7対7全面対抗戦・三将戦 K-1 KHAOS NIGHTスーパー・フェザー級 3分3R・延長1R
〇提髪和希(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
判定3-0 ※29-27、29-26、29-26
×北村夏輝(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/皇治軍団)


 北村は格闘技キャリアは浅いが格闘代理戦争では皇治軍団の一員として気持ちの強いところを見せて印象に残る試合をした。提髪はK-1カレッジ2018 -60kg優勝者。KRUSHでプロデビューし、プロ戦績は1戦1敗。


 1R、ローの蹴り合いの中、右ストレートを放ってヒザも繰り出す北村。提髪は右フックをクリーンヒットさせると、以後も右を狙い撃ちにする。北村のローに右ストレートのカウンターを合わせてダウンを奪うと、北村が前に出てくるところに右フックのカウンターを叩き込んで2度目のダウンを追加。


 2R、前へ出続ける北村はワンツーとヒザ蹴り。提髪は下がる展開となるが、右フック、左フックをしっかりヒットさせていく。しかし、前蹴りも出して前へ出る北村がペースを握り始める。


 3R、北村は左のパンチとヒザ蹴りでボディを攻めまくり、右ストレート、ハイキックも繰り出して前へ出る。手数が減った提髪だが右フック、右ストレートを打ち返す。最後まで勝負を諦めず倒しに行った北村だったが、2度のダウンを奪った提髪の勝利となった。


 これで対抗戦の戦績はK-1選抜2勝、格闘代理戦争3勝となった。

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