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【ビッグバン】5大タイトルマッチ=高木覚清がTKO勝ち防衛で「次は負けそうな相手でもいい」、藤村大輔と大輝はドロー、目黒翔大がTKO勝ちで防衛、宮崎勇樹が王座奪取、平澤優聖が新王者に、板橋武留はV2

2024/12/02 01:12

▼第15試合 バンタム級タイトルマッチ 3分3R ビッグバンルール
〇板橋武留(健成会/王者)
判定3-0 ※29-28、29-29、29-30
×井上海山(POWER OF DREAM/挑戦者)
※板橋が2度目の防衛に成功。


 板橋は23年にBigbang初代バンタム級王座決定戦で萩原秀斗に判定勝ちを収め、王座を獲得。11月にはドローで王座を防衛した。今回が2度目の防衛戦となる。

 井上は21年11月にKrushでプロデビュー。24年6月の挑戦者決定戦で勝利を収めて、今回の挑戦権を手にした。


 1R、井上は構えを左右にチェンジしながら多彩な蹴りで揺さぶりをかける。板橋はプレスをかけながら蹴りからパンチへつなげた。板橋はミドルキックで動きを止めにかかるも、井上は左右のフックで反撃する姿があった。このラウンドは大きな差はない。

 2R、井上はインアウトを繰り返し、スーパーマンパンチがヒット。さらに左のパンチで追い込み、ダウンを奪いにいく。板橋はワンツーからの右をヒットする場面もあったが、井上のパンチの方が上回った印象だ。

 3R、井上は、ここでもステップを踏みながら右を叩き込む。だが、板橋は動きを読んだのか井上が入るタイミングに合わせて右をドンピシャでヒット。ダウンする井上。立ち上がった井上は打ち合いに持ち込むも、ここは板橋が耐えて判定へ。3-0のユナニマス判定で板橋が勝利を収め、王座を死守した。


 王座を防衛した板橋は「勝ちがなくて正直、辞めようかと思いましたが自信がつきました。これからも続けていきます。応援をお願いします」と挨拶した。

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