キックボクシング
レポート

【ビッグバン】5大タイトルマッチ=高木覚清がTKO勝ち防衛で「次は負けそうな相手でもいい」、藤村大輔と大輝はドロー、目黒翔大がTKO勝ちで防衛、宮崎勇樹が王座奪取、平澤優聖が新王者に、板橋武留はV2

2024/12/02 01:12

▼第16試合 スーパーフェザー級王座決定戦 3分3R延長1R ビッグバンルール
×龍斗(RAUSU GYM/元Bigbangフェザー級王者)
判定0-3 ※26-28、25-30×2
〇平澤優聖(士道館植野道場/MA日本キックライト級王者)
※平澤が新王座に就く。


 龍斗は、前日の公式計量に現れなかったため失格。規定体重を3kgオーバーのため、グローブハンデ、減点2でスタートし、平澤が勝利した場合のみタイトル獲得となる。

 龍斗は22年11月に水津空良との王座決定戦で勝利し、第6代Bigbangスーパーフェザー級王座に。だが、23年12月の初防衛戦で計量オーバーにより王座を剥奪された。今回も、計量オーバーとなった。

 空手出身の平澤は、22年5月にMA日本ライト級王座に就いた。今回は勝てばタイトル獲得となるが、後味の悪い試合になりそうだ。


 1R、龍斗は積極的に蹴りからパンチへつなげる。そこへ平澤が、右ハイキックを決めてダウンを奪う。立ち上がった龍斗は、パンチで反撃も平澤はガードしながらハイキックを狙っていった。


 2R、龍斗は右カーフキックを連発して、反撃開始。左ボディブローを何度も決め、ハイキックを返すなど動きを取り戻す。平澤は守りながらハイキック。あまり無理をしない印象で、龍斗が仕掛ける形となった。


 3R、ここでも龍斗は前へ出てローキック、左ボディと怒涛の攻めを見せる。平澤はディフェンスしながらカウンターに徹する。だが平澤はカーフキックで崩し、ハイキックにつなげるなど隙のない動きを見せた。勝負は判定となり、平澤が3-0の大差で勝利した。


 新王者となった平澤は「命をかけてやってきたし、珍しくこいつやってやろうと硬くなってしまいました。また龍斗選手とは、どこかでやれればいいなと思います。ここから上のステージにいくので、Bigbangを盛り上げていきます。今後ともよろしくお願いします」とアピールした。

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