キックボクシング
レポート

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2024/11/23 19:11

▼第4試合 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R延長1R
×岩郷泰成(EX ARES/同級7位、AJKN日本スーパーフェザー級王者)
KO 2R 2分51秒
〇GUMP(TEAM TEPPEN/第9代DEEP☆KICK-60kg王者)


 岩郷はタトゥー多き怖い風貌とは裏腹に洗練された実力を持ち、タイミングの良い蹴りと威力のあるパンチを武器にアグレッシブなファイトスタイルが魅力。2024年4月の「スーパーフェザー級(-60kg)漢気トーナメント」では準決勝で勝次を判定で破り、決勝ではパヌワットにKO負けを喫した。戦績は12勝(4KO)8敗1分。


 GUMPは2024年8月の『DEEP☆KICK』で-60kg王者の大樹(RISEスーパーフェザー級3位)を三日月蹴りでKO、王座に就いたばかり。決め台詞は「ノーダメージ」。戦績は9勝(1KO)3敗1分。


 1R、GUMPは強い右ローを狙い撃ち。岩郷はジャブを伸ばしていき右を打つが、GUMPが徹底して右ロー。GUMPは右ローだけでなく左ボディも打つ。ワンツーから右ロー、さらに左ハイも蹴るGUMP。距離を詰めての徹底した右ローに右ストレートで対抗する岩郷だが、GUMPの前へ出る勢いに押される。


 2Rも右ローを蹴りまくるGUMP。岩郷もパンチを出すが、GUMPが右ハイから右ロー。ヒザも突き上げる。コーナーへ詰めた岩郷にGUMPは左ボディとヒザ。どんどん前へ出て手数を出すGUMPに岩郷は下がる展開。GUMPが左フックからヒザの連打、岩郷も右を打ち返すがそこへGUMPは右ハイ。パンチからヒザ、左右の連打でコーナーへ詰めたGUMPは左右フックから至近距離での左ハイキック。岩郷は身体の力が抜けてダウン。


 GUMPの豪快なKO勝ちとなった。マイクを持ったGUMPは「どうもでーす。言いたいことがあって、見てもらったら分かると思うんですけれど僕めちゃくちゃ強いと思うんですよ。来年トーナメントやりますよね、僕どうですか? 僕ノーダメージ勝ったので倒したるんで検討お願いします」とアピールした。

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