▼第7試合 ライト級(-63kg) 3分3R延長1R
×北井智大(チームドラゴン/同級2位)
判定0-3 ※28-30、27-30×2
〇塩川琉斗(TOP STAR GYM/同級3位)
北井はチームドラゴンのニューリーダーとしてRISEで活躍。後半戦の強さを活かして勝利することが多く、パンチでの猛攻で逆転勝利を飾ってきたRISE随一の激闘派として知られる。2021年9月に初のオープンフィンガーグローブマッチに挑んでYA-MANにKO負けを喫し、以後4連敗したが2023年7月に北濱精悦をKOして復活。10月には伊藤澄哉とダウン応酬の激闘も判定で敗れた。戦績は25勝(10KO)19敗2分。
塩川は空手をバックボーンに持ち、足技を得意とする。現在6連勝中で2023年11月に格上の山畑雄摩に判定勝ち、2024年4月には田中陸登に判定勝ちした。戦績は6勝(1KO)3敗。
1R、サウスポーの塩川は前蹴りとジャブで距離を取り、北井の突進をかわす。ワンツーで入り込む北井だが近付きすぎてクリンチに。塩川は左の前蹴りでアゴを蹴り上げ、顔面にも前蹴り。一気に前へ出てラッシュをかける塩川に北井は右で反撃。塩川のパンチを浴びながらも前へ出ていく北井。
2R、前に出る北井をフットワークでかわし、“来い”と塩川はカモンゼスチャー。左ストレートを浴びる北井だが前へ出て右ストレートを打つ。前蹴りを顔面へ放ち、ジャブで突き放す塩川は前へ出ての飛びヒアも。北井はそれでも前へ出て左右フック、塩川は左ストレートを当てて回り込む。当てては離れる塩川に北井は空回り気味。
3R、グッと前に出る北井が左右フックを放ち、場内がどっと沸くが塩川もヒザで反撃。圧をかけてコーナーへ北井を追い込んだ塩川は後ろ廻し蹴り。距離を保って左ストレートを当てる塩川に北井は右フックを振るうが、塩川の関節蹴りに下がる。打ち合いへ持ち込みたい北井だがパンチは空を切り、逆に塩川のジャブと左ストレートが北井の顔面を捉える。距離が合わないか、クリンチを繰り返す北井。来い、と手招きした塩川が左右の連打を当てて試合終了。