▼第5試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R
〇寺山遼冴(フリー/同級17位)
KO 3R 2分33秒 ※3ノックダウン
×KING龍蔵(ROYAL KINGS/元DEEP☆KICK-57.5kg王者)

寺山はわずか5戦目にしてDEEP☆KICK 53kgCK王者となった。2020年11月には有井渚海にプロ初黒星を付けられ、2021年5月に京谷祐希とドロー。7月にはCKC2021-54kgトーナメントに出場し、決勝で有井にリベンジを達成して優勝した。さらに9月にはDEEP☆KICK王座を2度のダウンを奪う完勝で初防衛に成功すると、11月にはRIZINに初参戦して弘樹から4度ものダウンを奪う圧勝。2022年10月は京介に勝利して6連勝を飾ったが、2023年2月に大﨑孔稀とドロー、5月の再戦ではKO負けを喫した。2024年5月、階級をフェザー級に上げて牧野騎士に勝利。戦績は10勝(1KO)2敗4分。

龍蔵はDEEP☆KICKを主戦場とする元DEEP☆KICK-57.5kg王者。宮崎就斗、澤谷大樹らを破り5連勝(2KO)を飾っていたが、前戦の2024年6月に拳剛に判定で敗れた。戦績は10勝(2KO)5敗2分。

1R、サウスポーの寺山に龍蔵は右インロー、寺山は右ロー。右へ右へと動く寺山が右ローからワンツー、左ミドルも蹴る。ジャブが入ると寺山はパンチをまとめる。寺山はワンツー、ジャブを突いて右へ回り込みながら右フックとパンチを細かく当てていく。龍蔵も右ストレートを打つが手数に大きな差がある。

2R、寺山は左右ボディからの右フックで右へ回っていく。さらに龍蔵が右ボディを打ったところへ左ストレートをヒット。さらに左フックを2発。龍蔵が詰めてくるとワンキャッチからのヒザ、パンチを打って離れる寺山。ワンツーから左ミドル、ワンツーから右ローと寺山のコンビネーションが次々と決まる。寺山が入り込むところでバッティングとなり試合中断。再開後も寺山がコンビネーションを回転させて前へ出る。

3R、龍蔵は前へ出て右ストレート、右ミドル、右ローを当てる。寺山はワンツーを中心に蹴りも混ぜてのコンビネーション。軽快なステップで前後、右へ回り込む寺山は細かくパンチを当てていき、ジャブから左の三日月を突き刺すと時間差で龍蔵がダウン。

立ち上がった龍蔵は距離を詰めて右ストレートを打って行くが、寺山の左ストレートで2度目のダウン。左ストレート、左フック、左アッパーの連打から右フック、左ストレートで龍蔵を吹っ飛ばして3度目のダウンを奪い、寺山のKO勝ちとなった。


寺山は「KING選手本当に強くて。SNSでバトってたんですけれど戦ってくれてありがとうございます。12月から自分のジムがオープンすることになったのでそこの方も注目お願いします。そしてパワーないと言われたので今日はKOで勝ちたくて。RISE初KO勝ちだったので、いい結果が残ったので来年タイトル戦線お願いします」とアピールした。

KING龍蔵選手 @ryuzo_asray 3度目のダウン!@ABEMA で視聴中
— RISE OFFICIAL (@RISE_2003) November 23, 2024
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