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【DEEP】五明がジェウクにフルマークの判定勝ち「海選手もチャンピオンになって帰ってきて」、グディエレスが後藤にスプリット判定勝ち、力也が一本勝ち、上田が諏訪部との接戦制す、山本が山口をTKO、狩野が森に一本勝ち

2024/11/23 12:11

▼DEEPバンタム級 5分3R
×後藤丈治(TRIBE TOKYO MMA)61.55kg
[判定1-2] ※28-29×2, 29-28

〇マンド・グディエレス(Murcielago MMA)61.50kg

 後藤丈治はDEEP初参戦。RIZINでトレント・ガーダム、日比野"エビ中"純也に連続ツイスターで一本勝ちも、5月の『ONE Friday Fights 61』でロシアのイリアス・エジエフに3R リアネイキドチョークで逆転の一本負けからの再起戦。

 対するマンドは、タイ・バンタオでの朝倉海のスパーリングパートナー。LFAで活躍し、コンテンダーズシリーズにも出場したグラップラーだ。

グティエレス「どうだい? 日本。DEEPのデビュー戦で自分の階級で最もタフなファイターの一人と対戦できることに興奮しています。私は丈治がこの試合に臨んだこと、そしてファイターとして彼にとても敬意を持っています。しかし、誤解しないでほしいのですが、ケージのドアが閉まれば私は彼に何の敬意も示しません。それをここに言いに来ました」

後藤「DEEP初参戦ということで、自分が世界で戦う価値があるかどうか、明日、その証明をしたいと思います」

 1R、グティエレスのセコンドにはRIZIN参戦のララミーがつく。ともにサウスポー構え。左の蹴りの後藤に右ジャブで詰めるグティエレスに、左カーフの後藤はワンツー! グティエレスのローシングルを切るも詰めるのはグティエレス。スイッチしたグティエレスはシングルレッグでテイクダウン。立つ後藤にボディロックも左小手で崩して際で立つ後藤。

 シングルレッグで詰めるグティエレスを切る後藤はボディ打ち、さらにシングルレッグもまたも切る後藤は左ボディ。左カーフ。組むアタックを続けるグティエレスは、右で飛び込み左差しで崩してテイクダウン!

 背中を着かされた後藤にグティエレスは左枕から頭を抱えてノーアームギロチン狙い。凌いで首を抜くとヒジ打ちのグティエレス。後藤はバック狙いのグティエレスを落として上になりゴング。最後はグティエレスも、打撃は後藤のラウンド。

 2R、オーソから右ハイを打つ後藤に、サウスポー構えから金網を背にさせてボディロックテイクダウン! バック狙い。ここで立つ後藤になおもボディロックテイクダウン。クローズドガードの後藤は下からパウンドも、グティエレスも重い右のパウンド連打。左で枕で寝かせて右で脇腹にパウンド。4の字で下からボディトライアングルも背中は着く後藤。グティエレスはパウンド打つが、少し止まると厳しいブレーク。

 スタンド。サウスポー構えの後藤は左ボディを当てて、右ヒザも、それをキャッチしたグティエレスがトップに。クローズドガードの後藤に脇腹にパウンドは打つがブレーク。スタンドで右ハイ、左ロー、左ボディを当てる後藤の前手がアイポークとなって中断のグティエレス。再開。サウスポー構えから右ミドルハイの後藤。ブロッキングのグティエレス。ゴング。

 3R、先に組みを見せた後藤。左ローを当てる後藤に、左の蹴りのフェイントから組みに行くグティエレスのを切ると、後藤は左ロー。グティエレスも左フックを返して前に。ボディロックで崩すとバッククリンチ。キムラクラッチ狙いから正対してギロチンチョークも、すぐに頭を抜くマンドが上に。

 下の後藤はバギーチョークで絞る。しかしグティエレスも極めさせず。ゴングにすぐに立ち上がる。判定は29-28後藤、29-28×2グティエレスの2-1で、トップ攻めのグティエレスが勝利した。

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