どうなる? Bellator日本大会
Bellator陣営から年間予定のなかで発表されていた「日本大会」だが、『RIZIN DECADE』のいちパートとして、2023年の『超RIZIN.2』の「Bellatorパート」のように大会が開催されるのか、2019年の『BELLATOR JAPAN』のように単独大会となるかは、現時点で未定だという。
榊原CEOは「Bellatorの日本大会をRIZINのなかに組み込む可能性もまだ残っている。『超RIZIN.2』のときのように2部構成になるか、ひょっとすると全部終わったあとの深夜に『Bellator日本大会』となるのか。米国との時差の問題もあるため、どこをどう切るか、いろんな可能性を絶賛調整中です」と、現在もBellator側と話し合いを続けているという。
「やるとなれば対抗戦とかではなくBellatorらしさも含めて、交流する部分は交流するし、RIZINでしかできないこととなると、Bellatorのタイトルマッチとかをそのなかで組むとか」と、王座戦を示唆。座組みによるが、ここも海外ボクサー同様に、Bellatorの強豪選手をどれだけ招聘できるか。
当初、鈴木千裕とのマッチアップを目指していた現Bellator世界フェザー級王者のパトリシオ・ピットブルはBellator日本大会に出場するのか。もし王座戦を行うのであれば、その相手はフェザー級ランカーになるのか、それとも日本人選手が抜擢されるか。
「ビッグネームに出場してもらって組むとすると過去のメイウェザーvs.朝倉未来のような時間帯、アメリカ向けのメインカードが行われる(必要がある)。Bellatorを持ってきてもそう。あとは『RIZIN.49』というRIZINの世界観のなかだけで解決できない、RIZINのスピンオフした新しい、大晦日でしか組めないものを組めたらいい」(榊原CEO)
すでにBellator現地参戦経験のある、矢地祐介、太田忍らは今大会にからむのか。PFL参戦中の渡辺華奈の次戦も気になるところだ。