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【超RIZIN】ケラモフが朝倉未来に一本勝ちでフェザー級王者に! アーチュレッタがバンタム級王者に、伊澤星花が一本勝ち防衛、緊急参戦の鈴木千裕がパトリシオをKO、ムサエフがアキラをKO、イゴールが1R 一本勝ち! 伊藤がヒロヤにスプリット判定勝ち

2023/07/30 16:07

▼第5試合 RIZIN ライト級(※70kg)5分3R
×パトリシオ・ピットブル・フレイレ(ブラジル/ピットブル・ブラザーズ/Bellatorフェザー級王者)=68.55kg
[1R 2分32秒 KO] ※右フック

〇鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)=70.0kg


 パトリシオは、2014年9月にパット・カランを破り、フェザー級王座を獲得。一度は手放したものの2017年4月にダニエル・ストラウスに一本勝ちで王座奪還。2019年5月にマイケル・チャンドラーに1R TKO勝ちでライト王座も獲得し、二階級同時王者となっている。

 2021年7月のAJ・マッキーとの初戦でフェザー級王座陥落も、2022年4月の再戦で王座奪還。2022年10月にアダム・ボリッチを判定で下し、フェザー級王座を防衛。大晦日の前戦ではRIZIN同級王者のクレベル・コイケにも判定勝ちしている。しかし2023年6月、さらに減量してBellator世界バンタム級正規王者セルジオ・ペティスに挑むも判定負けで三階級制覇を逃した



 鈴木は、初代KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者。ペルー人の父と日本人の母を持つハーフで、3歳から伝統派空手を始め、中学生でMMAに挑戦。2018年のPANCRASEネオブラッド・トーナメントフライ級で優勝を果たした。

 キックとMMAの二刀流で戦い、MMA戦績10勝3敗1無効試合。2021年9月にRIZINに初参戦し、昇侍に敗れたものの、山本空良、平本蓮、萩原京平、2022年11月の前戦では今成正和も判定で下し、大晦日には中原由貴を初回TKOに仕留めた。5連勝の勢いで2023年6月、クレベル・コイケに挑むも腕十字で敗れた(※公式結果はクレベルが体重超過したため無効試合)。

 コールに刀を鞘から抜いてけさ斬りの姿を見せたパトリシオ。鈴木のリングサイドには五味隆典の姿。

 1R、中央を取る鈴木は右から左をかすめる。さらに右のロングフック。ここは距離で外すパトリシオは右カーフを当てる。鈴木は左ハイも。ブロックするパトリシオ。

 鈴木は左フック、パトリシオのガード上ながらテンプルに当たり、パトリシオが足を泳がせ後退! 右ストレートを避けて組むも切られ、コーナーを出て、判定コーナーへパトリシオはエスケープ。

  追う鈴木は、パトリシオを反対コーナーに詰めて、パトリシオの下がりながらの左を被弾しながらも、前進して右ストレート! 左を振っていたパトリシオはカウンターで浴びて前のめりにダウン! 緊急参戦の鈴木が、緊急参戦のパトリシオを70kgで下した。

 鈴木は、「言ったよな、俺が『超RIZIN』で稲妻落としてやったぜ! おっしゃー。前回、(クレベル戦)滅茶苦茶悔しかったんで、やり返しましたよ!」と絶叫。

 試合後、リングに上がった榊原信行CEOは、「負ける勇気を持って勝ちに行った千裕をほめてやってください」と賞賛した。

 また、9月24日に鈴木と同じフェザー級で牛久絢太郎vs.萩原京平のカードを行うことを発表した。

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