▼第13試合 セミファイナル GLADIATORフェザー級挑戦者決定トーナメント準決勝 5分3R
〇パン・ジェヒョク(KOREAN TOP TEAM/韓国/第5代GLADIATORフェザー級王者)66.2㎏
[判定3-0] ※30-27×3
×水野 翔(総合格闘技スタジオSTYLE)66.1㎏
※ジェヒョクが決勝進出
7月12日の『GLADIATOR CHALLENGER SERIES 02』で、松嶋こよみがソドノムドルジ・プレブドルジに2R KO勝ち。パン・ジェヒョクが石田拓穂に1R TKO勝ちで準決勝を戦う権利を手にしていた。
松嶋のLFAとの契約とトーナメント棄権に伴い、パン・ジェヒョクの対戦相手は同トーナメント・リザーブ戦で田口翔太を破った水野に決定。もう一試合のリザーブ戦では、パク・サンヒョクがハンセン怜雄を破っているが、体重オーバーにより準決勝を戦う権利は得られず今回の2カードとなっている。
◆水野 翔
「まずは、この様なチャンスを頂きありがとうございます。ただ、代わりに入っただけじゃなく俺がこのトーナメント優勝します。練習仲間や応援してくれる方々に感謝をして、試合は覚悟を決めてします。この試合は俺が勝たないとおもろく無いと思うので絶対に勝ちます!」
◆パン・ジェヒョク
「今回の相手はステミナもパワーもあるので、注意してトレーニングしています。万全を期し、二度と後悔する事なく、綺麗にトーナメント優勝してベルト取り戻します。今回のトーナメント出場が決まった時から、期待していた松嶋こよみ選手との試合が叶わなかったのは残念の極まりないですが、LFAで戦うチャンスを生かしてUFCにステップアップして欲しいです。自分もGLADIATORのベルトを手見上げにステップアップをするので、UFCで戦おう」
1R、サウスポー構えの水野。オーソのジェヒョクは左ジャブ&ロー、前蹴り。じっくり詰める水野は左ローもそこにジェヒョクは左ジャブをヒット。
居合パンチか刀を抜く仕草を見せるジェヒョク。ジャブで額を上げさせ、右インロー。入れない水野は左ハイを突いてゴング。
2R、右インローを当てるジェヒョクは関節蹴りも前足に突く。さらに右インロー。前手争いだけで攻められない水野。ジェヒョクのインローからのワンツーに下がる。右前足が赤く腫れる水野。
ジェヒョクの右ハイを待っていたか。組んでシングルレッグの水野をまたいでバックを奪うと両足をかけてリアネイキドチョークへ! 後ろ手を組ませない水野にワンハンドで絞めるジェヒョク。水野はいったん脇を潜り防御してゴング。
3R、喧嘩四つの前手争いから前足にシングルレッグの水野だが、スプロールし切るジェヒョク。しつこく足を獲りに行く水野の頭を頭で押さえて左でパウンドする。ヒザを着いて足を手繰りに行く水野に、足を触らせないジェヒョク。
水野は左オーバーハンドから組んでシングルレッグ、切ってバック狙いのジェヒョクになおもシングルレッグも切られて亀に。バックに回るジェヒョクはリアネイキドチョークへ。後ろ手を剥がした水野は正対してトップに。残り20秒を切ってヒジを落とすがゴング。
判定は30-27×3のフルマークでジェヒョクが勝利。トーナメント決勝進出を決めた。試合後、ジェヒョクは「僕は櫻井代表が好きです。ボーナスください。フィニッシュ、KO出来ず、ゴメンナサイ。水野選手はほんとうに強いので、最後の攻撃で尽きてフィニッシュできなかったです。GLADIATORサイコー!」と語った。