▼バンタム級 5分2R・延長1R
×手塚基伸(シークレットベースドミネート/コブラ会/第3代.第4代GRACHANバンタム級王者/現バンタム級2位)61.6kg
[延長判定0-3]
〇笹 晋久(THE BLACKBELT JAPAN)61.4kg
笹「頑張ります」
手塚「『POUNDOUT』旗揚げ戦も参戦させてもらってありがとうございます。こうやってまた新しく動き出した大会に自分が出れて、自分の戦績のなかに『POUNDOUT』も入れさせてもらってありがとうございます。笹選手は強いんですけど、最近ちょっと不甲斐ない試合が多かったんで払拭できるように明日は精一杯頑張ります」
手塚は、2021年12月の伊藤空也戦の勝利まで6連勝。RIZINでアラン・ヒロ・ヤマニハに一本負けも、メイマン・マメドフに三角絞めからのヒジ打ちでTKO勝ち。10月のGRACHANでTSUNEに寝技を完封された敗北、2024年2月にベルトを賭けて再戦し、手塚がTSUNEの挑戦を受けたがスプリット判定で敗れ、GRACHANバンタム級王座から陥落している。
笹は修斗、DEEPで連勝後、HEATで春日井寒天たけしとドロー、GALDIATORで竹本啓哉にスプリット判定負けと実力者と渡り合ってきた。2023年4月からPANCRASEに参戦し、田中路教に判定負けも、9月に矢澤 諒に判定勝ち。12月の前戦で元暫定王者の田嶋椋に判定負け。今回が再起戦となる。
1R、ともにサウスポー構え。低いシングルレッグの手塚がテイクダウン。笹はギロチンチョークも中腰の手塚は凌ぎ、ブレーク。左フックの手塚に笹は右ミドルも蹴り足掴んだ手塚がシングルレッグで押し込み。小手巻く笹はケージ背に。手塚は細かいヒザでホーン。
2R、シングルレッグの手塚は引き込みディープハーフから上に。しかし左で差し上げる笹は立ち上がり、ヒザ、ボディ打ち。再三シングルレッグの手塚を突き放す、判定は1-1で延長に。
延長R、手塚のシングルレッグを切って上を取る笹。インサイドガードから細かいパウンド。ディープハーフから二重がらみでスイープ狙う。潜らせないよう小手巻く笹に、立ち上がりの手塚。
右で差して押し込む笹は首相撲ヒザ。しかしヒザがローブローになり中断。スタンド再開。オーソの笹は右の蹴り、跳びヒザでホーン。
延長判定は3-0で笹が接戦をモノに。セコンドの扇久保博正、若松佑弥に笑顔で迎えられた。