▼フェザー級 5分2R・延長1R
〇中村京一郎(EXFIGHT/GRACHANフェザー級3位)65.8kg
[1R 4分28秒 TKO]
×鍵山雄介(コブラ会/ GRACHANフェザー級4位)65.9kg
鍵山「大阪から勢いのあるまま来たんで、まあ見といてください」
中村「『POUNDOUT』第1回、高谷さんの興行に相応しいような熱々の試合をするんで応援お願いします」
フェザー級では『格闘代理戦争』トーナメント優勝の中村京一郎(EXFIGHT)と、UFCファイターのチェ・ドゥホに唯一日本人として勝利した経験を持つ鍵山雄介(コブラ会)が対戦する。
中村は『格闘代理戦争』でミスター・ホンデ、ギレルメ・ナカガワ、トミー矢野を下して優勝。特典の『超RIZIN.3』出場権は行使せず、今回の『POUNDOUT』出場となった。プロでは2022年4月の『POUNDSTORM』でのデビュー戦の敗戦後は4連勝中(アマチュア・非公式試合は5戦無敗)だ。
鍵山は、2024年5月の前戦『GRACHAN69』で高橋孝徳に判定負け。大搗汰晟戦でのTKO勝ち以来、2年2カ月ぶりの白星を掴むか。
1R、ともにサウスポー構えから歩きながらスイッチする中村、鍵山は右前手フック、ダブルレッグも切る中村に引き込み。
金網まで運ぶ中村にケージ際で鍵山は立ち上がり。前に出た中村にサウスポー構えから右ストレートを当てる。さらに左の相打ち。
圧力をかけ直す中村は左ロー、左ミドル。鍵山は左を振るが、かわした中村は組みにきた鍵山を剥がして打ち下ろしの左ストレート!
さらに右から近い距離で左を当ててダウンを奪うと、シングルレッグで立ち上がってきた鍵山に左アッパーを当てて再びダウンさせるとレフェリーが間に入った。
試合後、マイクを握った中村は、「高谷さん、『POUNDOUT』第1回、おめでとうございます。僕は高谷さんに『格闘DREAMERS』のオーディションのときから面倒みてもらってるんですけど、ほんとうに住むところもなくて、格闘技を知らない生意気な僕を家に住ませてくれたりとか、その恩があっていま格闘技が出来ています。高谷さん、ほんとうにありがとうございます。ここにいる皆さんのおかげでこういういい大会が出来ると思ってるんで、次のメインも盛り上がっていってください。ありがとうございました」と高谷への感謝の言葉とともにメインイベントに繋げた。