▼第5試合 Krushスーパー・フェザー級 3分3R延長1R
×斎藤祐斗(JK TRIBE)
延長R 判定1-2 ※9-10×2、10-9
〇目黒翔大(優弥道場)
※本戦の判定は29-30、30-30×2。
斎藤は8歳から始めた新極真空手で全日本大会高1軽量級の部準優勝。26歳でキックに転向し、2017年12月の『鉄拳』でプロデビュー。2018年8月よりK-1 GROUPのKrushに参戦し、連続KOの後は連続KO負けと派手な試合を繰り返す。2023年9月には『RIZIN』で梅野源治とヒジありルールで対戦し、判定負けも不利なルールで大健闘した。戦績は12勝(9KO)8敗。
目黒は9勝(2KO)6敗2分のサウスポーで、3連敗から2022年11月に松本和樹から勝利を収めると、2023年7月にKNOCK OUTとの対抗戦で新田宗一朗から勝利を収めるなど、2024年5月の西元也史戦で5連勝を飾った。山本優弥を師匠に持ち、しぶといファイトを身上とする。
1R、サウスポーの目黒は前へ出てステップインと共に右のジャブ、右フック。斎藤は右ミドルを蹴っていく。近距離になると左右フックを連打する目黒に斎藤はやりにくそう。
2R、右ミドルを蹴っていく斎藤に目黒は距離を詰めての左ストレートと左フック。絶妙に距離を詰めて連打に持ち込む目黒の独特な動きに斎藤は近距離で手が出ない。左ミドルを蹴る斎藤に目黒は距離を詰めて左右フック、斎藤もフックを繰り出すが目黒が上体を大きく左右に動かすため空振り。
3Rも突進して距離を詰め左右フックを打つ目黒に斎藤はヒザで応戦。右アッパーから飛び込む目黒。独特な距離の詰め方でショートのフックとアッパーを打つ目黒に斎藤は攻めあぐねる。、目黒はダッキングを多用して斎藤のパンチをかわす。終盤になると斎藤の左フックもヒットして目黒は右目上から出血。
本戦の判定はジャッジ1名が目黒を支持したがドロー。延長戦へ。突進する目黒に右をヒットさせ、続く右フックでもヒットを奪う斎藤。目黒は左ミドルと右フック、さらにヒザ。ダッキングとウィービングを合わせた避け方で斎藤のパンチをかわし、接近戦に持ち込んでヒザを蹴り、右フックを打つ目黒。斎藤のフックをかわして目黒が右フックを当てていく。斎藤は出合い頭に右ミドル。