▼第6試合 Krushスーパー・バンタム級 3分3R延長1R
〇大鹿統毅(K-1ジム総本部チームペガサス)
判定3-0 ※30-24×2、30-25
×山浦力也(北斗会館)
大鹿はK-1甲子園2022 -55kg王者。デビュー当初は他団体でプロ活動を行っていたが、2022年12月にKrush初参戦で勝利を収め、2023年5月の「第2代Krushフライ級王座決定トーナメント」を制して王座に就いた。10月の初防衛戦で悠斗に初回KO負けを喫し、初黒星で王座を失い今回が再起戦となる。戦績は8勝1敗。
山浦は第4回・第5回・第6回K-1アマチュア全日本大会チャレンジAクラス -60kg優勝、第16回・第18回・第20回K-1アマチュアチャレンジAクラス -60kg優勝、K-1甲子園2018 -60kg優勝とアマチュアで数々の実績がある。2018年9月にプロデビューし、斗麗、新美貴士、稲垣澪、森坂陸と現在のトップクラスたちと対戦し、4連敗を喫したが2020年11月以来の試合でKO勝ちして連敗を脱出。続く2024年3月の蘭丸戦でもKO勝ちし、戦績を4勝(2KO)6敗とした。
1R、大鹿がショートの距離でパワフルな右フックをヒットさせ、一気にラッシュして山浦にロープを背負わせる。左フックの強打をヒット。山浦はワンツーで反撃。前に出る山浦のワンツーをバックステップでかわす大鹿。しかし、山浦のパンチか左目の下が腫れあがる。
2R、前に出る山浦に大鹿はパワフルな左右フックと左ボディ。山浦は下がらず左右フックを打ち返してさらに前へ出ていくが、大鹿のヒットが上回る。大鹿の右フックでバランスを崩した山浦が倒れかかったところに大鹿は左ハイを放ち、ダウンを奪った。
3R、大鹿が左ボディブローから左フック、ふらついた山浦に右フックを叩き込んでダウンを奪う。一発一発がパワフルな大鹿は連打で山浦をロープへ釘付けにすると、左フックでダウンを追加。大鹿にコーナーへ追いつめられた山浦だが、意を決して打ち合いに行き逆に右フックでヒットを奪う。大鹿も負けじとパワフルな連打。山浦も左フックを返して場内が沸く。大鹿が右フックで山浦をコーナーへ吹っ飛ばし、左右の連打を浴びせた。