▼DEEPフライ級 5分2R
×マサト・ナカムラ(レンジャージム)57.15kg
[判定0-3] ※18-20×3
〇濱口奏琉(パラエストラ和泉)57.25kg→57.20kg
同じくフライ級のマサト・ナカムラは、フィリピンと日本のハーフで、9歳からグローブ空手を始め、15歳で地下格闘技に出場し、2019年12月にDEEP初参戦。2024年5月に、2年ぶり復帰の関原翔との試合で判定負けで、Naiza FC 55(ジャルガス・ジュマグロフに初回TKO負け)とCFN 29(ライアン・ロバーロソンに判定負け)に続いて3連敗中。
濱口は、柔道で大阪府の強化指定選手に選ばれ、フルコンタクト空手でジュニアの国際大会で2連覇。レスリングは高校で近畿大会3位、大学では西日本新人戦で優勝・インカレ5位の成績を持つ。MMAでは、3戦目で武利侑都、4戦目で丸山幹太に一本勝ちも、2024年6月の前戦で安谷屋智弘に判定負け。
濱口「最後ちょっと落として明日はかましたいと思います」
ナカムラ「俺が、勝ちます」
1R、サウスポー構えの濱口。組んでケージに押し込むのは濱口。ケージ背にするナカムラはヒザ蹴り。跳びつき十字を狙うが作らせない濱口は上に。ナカムラは金網使い立つとブレーク。
サウスポーから右下段、左上段の蹴りは濱口、その組みにニンジャチョークを極めに行くナカムラだが、首を抜く濱口はボディロックテイクダウン。
下のナカムラは腰を切り腕十字、スラムして外した濱口にナカムラはヒザ十字狙いも濱口が伸ばさゼず。
2R、サウスポー構えから左の上段蹴りの濱口。さらにシングルレッグテイクダウンに首を抱えるナカムラだが、すぐに抜く濱口はトップコントロール。立つナカムラを投げて、押し込む。
体を入れ替えようとシングルレッグのナカムラを濱口はバッックリンチで崩して送り手をつかみナカムラに小手も回させず、ケージに押し込み、ゴング。判定20-18×3で濱口が勝利した。