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【修斗】元世界王者・山上幹臣が12年ぶりの修斗帰還、無敗のランカー・黒部和沙が迎え撃つ。内藤頌貴がストロー級転向で福岡の大城正也と対戦=9月22日(日)後楽園

2024/08/24 19:08
【修斗】元世界王者・山上幹臣が12年ぶりの修斗帰還、無敗のランカー・黒部和沙が迎え撃つ。内藤頌貴がストロー級転向で福岡の大城正也と対戦=9月22日(日)後楽園

(C)サステイン

 2024年9月22日(日)、東京・後楽園ホールで開催される『プロ修斗公式戦 2024 Vol.7』にて、ストロー級2カードが追加発表された。

 環太平洋バンタム級チャンピオン決定トーナメントや、DEEP&PANCRASE2団体王者・住村竜市朗vs.新人王・西條英成のサバイバルマッチ等がラインナップされた後楽園ホール大会。

 ストロー級戦で、第3代世界同級王者の山上幹臣(総合格闘技道場STF)が12年ぶりに修斗復帰を果たす。

▼ストロー級 5分3R
黒部和沙(同級世界8位・TRIBE TOKYO MMA)
山上幹臣(総合格闘技道場STF)※元世界ストロー級王者

 山上は、2008年にプロデビューするとその年に新人王を獲得。2011年には世界王座奪取し、翌年9月に行われた猿丸ジュンジとの初防衛に成功すると、主戦場を韓国の『ROAD FC』に移すも、2014年以降は格闘技に区切りをつけ、最前線からは身を引いた生活を送っていた。


(C)GLADIATOR

 そして2024年5月の『GLADIATOR 026』で9年5カ月振りにフライ級で今井健斗と対戦。TKO負けを喫したが、今回、修斗ストロー級で完全復活を果たす。37歳。

 その「山上復活」の前に立ちはだかるのが世界ランク8位、無敗の22歳・黒部和沙(TRIBE TOKYO MMA)だ。

 前戦ではONE Championshipを拠点に活躍していた澤田龍人(AACC)と対戦。下馬票を大きく覆しツイスターを極めて格上相手に完封勝利した。“練馬長南軍団”のニューカマーの黒部だが、山上がベルトを巻いていた頃にはランドセルを背負っていた年代。ミレニアム世代の山上とZ世代の黒部。年代を超えた修斗世代闘争となる。

▼ストロー級 5分2R
内藤頌貴(THE BLACKBELT JAPAN)
大城正也(T-REX柔術アカデミー)

 そして、長きに渡りフライ級の中心選手として活躍していた内藤頌貴(THE BLACKBELT JAPAN)がストロー級へ階級を変更する。

 内藤は2022年11月に高岡宏気に判定勝ちも、2023年は関口祐冬に判定負け後、12月に石井逸人の三角絞めで一本負けで2連敗中。ストロー級で再起を目指す。

 対戦相手は福岡から参戦する大城正也(TREX柔術アカデミー)。地方を中心にキャリアを積んできた大城は戦績こそ黒星先行だが、試合毎に内容も変化し、2024年に入って、肥沼大治、梅木勇徳にいずれも判定勝ちで2連勝中だ。

 定期的に地方大会が開催されている修斗では、近年、この大城のようにV字復活する選手が多くなってきており、これ以上ないビッグチャンスが舞い込んできたといえる。ハングリー精神に満ち溢れた大城に失う物は何もない。地方選手の希望の星となる為にもきっちりと爪痕を残せるか。

 一方の内藤はこの試合を完璧にクリアして上位ランカーとの対戦に進みたいだろう。毎回ベストファイトで会場を沸かせ、“ハズレ”がない内藤だが、階級を変更した限りは目指すはベルトのみ。その頂点には新井丈が君臨している。

 山上の復活、内藤の階級変更で風雲急を告げるストロー級。聖地・後楽園で新たな闘争の幕が開ける。

 全11カードが揃ったプロ修斗9.22後楽園ホール大会。「修斗BASEオンラインショップ」では8月31日(土)まで『早割』を実施中だ。

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