▼第4試合 58.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
〇内藤凌太(BELLWOOD FIGHT TEAM/SB日本フェザー級4位)
判定3-0 ※30-28×3
×ウー・ジウォン(韓国/TEAM HON)
内藤は前回4月大会では手塚翔太の欠場で急遽、代替出場で一階上の山浦俊一に判定勝ちを収めた。念願のSBタイトル奪取に向け、今回対戦するMMAファイター撃破で弾みをつけたいという。
57.5kg契約のオープンフィンガーグローブマッチで、内藤が韓国MMAファイターのウー・ジウォンと対戦。ウー・ジウォンはUFCファイターのチェ・ドゥホやREAD FC王者のチェ・ムギョムなどの名選手を輩出しているMMAチームからの刺客で、初のSBルールも問題ないという。難敵ウー・ジウォンを撃破し、内藤はタイトル路線に前進なるか。
1R、軽快なフットワークのジウォンが組みついてくると内藤はスタンディングフロントチョークに捉えてキャッチポイント(1点)を奪う。これは脱出したジウォン、前へ出てスピードのある左右ボディ。内藤の右ミドルにはバックキックを合わせる。左右フックから組みつこうとするジウォンに内藤は左ミドル。
2R、ジウォンは飛び込むような左ミドル、内藤も右ミドルを蹴り返して右ロー。その内藤の右ローにジウォンはバックブローを合わせていく。内藤が左インロー、左ミドルをタイミングよく当て、ジウォンのパンチはブロックして左ミドルを蹴る。
左ミドルを嫌がって下がるジウォンは、蹴り足をキャッチしてのテイクダウン。内藤の左三日月連打に下がるジウォン。パンチの距離にしたいジウォンだが、その前に内藤の蹴りが当たる展開。
3R、ジウォンは左フックを打ち、ジャブで前へ出る。右ミドル、内藤の蹴りをキャッチしてのボディストレート。しかし内藤が左ミドルを蹴るとジウォンは下がる。ジウォンの右ローに内藤は右フック。右ストレートを狙っていく内藤だが、ジウォンは左右フックを打ち返す。
ならばと内藤は左ミドル。パンチの打ち合いでは負けないジウォンだが左ミドルを蹴られる。最後までジウォンも攻める姿勢を見せた。
判定は3-0で内藤の完勝となった。内藤はマイクを持つと「僕はSBのベルトがどうしても欲しいです。タイトルマッチをお願いします」とタイトルマッチをアピールした。