2度目のDWCS挑戦でLFA王者のロペスが逆転TKO勝ち、UFCと契約
▼ライトヘビー級 5分3R
〇ブルーノ・ロペス(ブラジル)13勝1敗(6KO/TKO・5SUB)
[2R 4分14秒 TKO]
×ミハイル・サジニアニ(ジョージア)13勝3敗(12KO/TKO)
1R、ともにオーソドックス構え。サジニアニが遠間からシングルレッグ狙いも切るロペスは右ロー。サジニアニは左から右のオーバーハンド。ガードして押し戻すロペスはサジアニの右の攻撃をかわして、左ジャブ、右カーフを2発! サジニアニも右カーフを返し、ロペスの入りに左右フックを狙う。
ロペスは右ストレートで前に。しかし、サジニアニは踏み込んでの右オーバーハンドでロペスをダウンさせる!
立ち上がり下がるロペスにさらに右オーバーハンドを狙い、シングルレッグ狙い。ここで差し上げたロペスの入れ替えにがぶるサジニアニ。首を抜くロペス。大きな左を振って組んで離れ際に左を振るサジニアニ。ホーン。
2R、ロペスは右カーフ。跳びヒザを掴むサジアニだが離れるロペスは左ミドル、バックフィスト、ヒジ。サジニアニのシングルレッグを切ったロペスが右オーバーハンド。
サジニアニの左右をかわし、サウスポー構えにスイッチ。ダブルレッグを金網までドライブするサジニアニに体を入れ替え、離れて右テンカオ!
さらにサウスポー構えにスイッチしての左ヒザ! 動きが落ちたロペスに左ボディストレートを効かせる。くの字に腹を押さえて下がったロペスにサジニアニが左右ラッユで逆転TKO勝ちした。
LFAライトヘビー級王者のロペスは、2023年9月のDWCSに続く、2度目のチャンスでUFCとの契約を掴んだ。
The body work paid off 😤
— UFC (@ufc) August 14, 2024
Bruno Lopes takes care of business!
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11日前オファーのデルガドがチャンスを活かしA1王者のフアレスをKO。クラウチ、ベンヘンと熱いハグ
▼フェザー級 5分3R
〇ホセ・デルガド(米国)8勝1敗(4KO/TKO・4SUB)
[2R 1分25秒 KO]
×アーニー・フアレス(米国)7勝1敗(2KO/TKO・2SUB)
デルガドは、United Fight League、CageWarriors Northwest等を経て、LFA 188でカルロス・シルバとの連勝対決で初回KO勝ち。DWCS出場を決めた。
対するフアレスはUrijah Faber's A1 Combatフェザー級王者。2024年3月にカザフスタンのアブディカビル・カルダーに判定勝ちで7連勝。DWCS出場へ。
1R、ともにオーソドックス構え。先に右ローのフアレスにデルガドも左ミドルの蹴り返し。ワンツーをボディに突き、左ミドルも当てるデルガドは、フアレスの入りにシングルレッグテイクダウン。
立つフアレスに首相撲ヒザ、片足をかけるが、フアレスも脇を潜って両手を掴んで離れる。スイッチして左右の蹴りを自在に蹴るデルガド!
さらにシングルレッグでテイクダウンを奪うと、ガードのフアレスの足を捌きバックに。フアレスの立ち上がりに背中に乗るが、ボディトライアングルが組めず着地。右の蹴りで反撃のフアレスに、デルガドはまたも左右の蹴りからシングルレッグテイクダウン!
立つフアレスの左の内側に右ストレートを突く。右を返すフアレスだが、デルガドの動きは止まらず跳びヒザに。それを掴んだフアレスだが、離れたデルガドはバックスピンキックを腹に! さらにシングルレッグはフアレスが切る。
2R、デルガドの左前蹴りを掴むフアレスだが、足を抜くデルガド。ガード固めたフアレスの右ミドルに、スイッチしながら左を突くデルガドに、フアレスも左から右のフックを返す。
デルガドは右ジャブを刺し、ファレスの組みを切り、左ストレートをガードの奥に効かせると、左を見せてガードを固めさせて、テイクダウン狙いで頭を下げたフアレスにカウンターの左ヒザ! この1発でダウンしたフアレスをパウンドアウトした。
試合後、デルガドは11日前オファーの緊急出場だったこと、MMA Labのジョン・クラウチ、ベンソン・ヘンダーソンに感謝の言葉を述べ、両者と熱いハグをかわした。
What a knee ‼️
— UFC (@ufc) August 13, 2024
Jose Delgado gets it done in style!
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