▼第5試合 KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級 3分3R延長1R
×山本太一(ケーアクティブ/NKBライト級5位)
TKO 1R 2分03秒 ※右ストレート
〇新田宗一朗(クロスポイント吉祥寺/INNOVATIONスーパーフェザー級王者)
山本は6勝(4KO)7敗4分のサウスポー。NKBライト級5位で、2024年6月のNKBではNIIZUMAX!の引退試合の相手を務めたが、山本が足を引っかけて浴びせ倒したところNIIZUMAX!が後頭部をマットに打ち付け、試合続行不可能となって負傷判定のドローとなった。
新田は空手、ボクシングを経て17歳からキックボクシングを始めた。2019年2月にプロデビューすると10戦無敗の快進撃を続けたが、2021年10月の『KNOCK OUT』で力也に初黒星。2022年4月にはINNOVATIONスーパーフェザー級王座を奪取し、7月のRIZINで大雅と対戦するも判定負け。10月にはカミシロに延長Rで勝利して再起したのも束の間、12月に初代KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座決定戦で久井大夢にKO負けを喫した。2023年4月のINNOVATION王座防衛戦はドローで防衛に成功。7月にはKrushに乗り込んだが、目黒翔大に判定負け。2024年5月の『ONE Friday Fights』初出場ではジャン・ジンフーに判定負け。戦績は10勝(4KO)5敗4分。
1R、荒々しく前へ出てパンチを繰り出す山本の勢いに押される新田だが、山本が組みつくような形になったところで右フックをコンパクトに打つと、これで山本がフラつく。そこへ右で追撃してダウンを奪った新田。
続いて右ストレートでラッシュを掛け、ロープを背負った山本へ左ボディ、そして右ストレートをカウンターで決め、新田が鮮やかなKO勝ちを飾った。
マイクを持った新田は「この舞台に1年ぶりに帰ってきてKO勝ち出来たので嬉しいです。いろいろなところで修行してきてまた強くなったところを見て欲しいです」と笑顔で語った。