▼第9試合 KNOCK OUT×Kun Khmer 3vs3対抗戦 KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級 3分3R延長1R
×小森玲哉(ONE`S GOAL)
TKO 3R 0分53秒 ※レフェリーストップ
〇ピッチ・ソムパッツ(カンボジア)
小森は2013年にプロデビューし、5戦5勝をマークしたが大学受験のため試合から離れて2023年12月のKNOCK OUTでカムバック。アックス斧田にKO勝ちすると2024年2月の羽黒慈夢戦では負傷判定でドローも、4月の河崎鎧輝戦では初回TKO勝ち、6月は般若HASHIMOTOに判定勝ちと好調を維持している。戦績は8勝(3KO)1分で無敗。
ピッチは21歳で70勝(43KO)4敗、カンボジアのムエタイと呼ばれるクンクメールの選手で、カンボジアでの試合で久井大夢から勝利を奪っている。
1R、前へ出てくるピッチに小森は組みつくと右ヒジ。ピッチのフルスイングの右フックをもらった小森は大きくふらつく。そこへ攻め込むピッチに小森は防戦一方となるが、このラウンドを耐えた。
2Rも前へ出て攻めるのはピッチ。小森は右を合わせに行き、ピッチの猛攻に対抗する。中盤過ぎ、小森の右がヒットし、小森はパンチとヒジで逆襲。これにピッチも一歩退かずに打ち合い、場内は騒然となる。
3R、小森が勝負をかけて打ち合いに行き、右フックでピッチをグラつかせるがピッチは一歩も退かず右フックを打ち返す。どちらが倒れてもおかしくないフックの打ち合いが繰り広げられ、ついに小森がダウン。
立ち上がった小森は反撃に出るが、ピッチの左右フック連打に巻き込まれるように倒れ、そこでレフェリーがストップ。ピッチの勝利にカンボジアの応援団から大歓声があがった。