▼第8試合 スーパーファイト KNOCK OUT-BLACK -56.0kg契約 3分3R延長1R
〇古木誠也(G1 TEAM TAKAGI/KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王者)
KO 3R 1分53秒
×サンティアゴ・ペルシバル(アルゼンチン/ISKA K-1ルール・アルゼンチン・ライト級王者)
古木はフルコンタクト空手で多数の優勝・入賞歴があり、持ち前の破壊力で2022年11月に5戦目にして元KNOCK OUT-REDバンタム級王者・響波を右フックで初回KOに破り、12月の王座決定戦では工藤“red”玲央を初回KOして王座に就いた。2023年8月、小倉尚也を初回KOで破り王座初防衛に成功。9月には波に乗っていた森岡悠樹も初回KOに破ったが、12月に壱・センチャイジムに敗れた。2024年4月はK-1グループの内田昌に判定勝ち、6月に福田拓海を初回でKOし、戦績を9勝(7KO)3敗とした。今回が初の国際戦。
ペルシバルはISKA K1ルール・アルゼンチン・ライト級(61kg) 王者の24歳で戦績は12勝(6KO)2敗。6・23代々木に来襲したルシア・アプデルガリム、アイリン・ゴンザレスに続きアルゼンチンからの参戦となる。
1R、ローを蹴る古木にペルシバルは左右フックもスピードはあまりない。古木は攻撃を散らしていき、右カーフを蹴るとペルシバルはあからさまに聞いた様子。
2R、カーフとローを効かされているペルシバルだが、根性を見せて左右フックを打ち返す。古木のパワフルな左ボディや左右フックがヒットするが、ペルシバルは打ち返してヒットを奪う。
3R、ペルシバルのヒザがかすめたか古木が左目上から大流血。ドクターチェック後、再開すると古木が左右フックで猛ラッシュを仕掛ける。古木の右フックがヒットして一瞬意識gあ飛んだように見えたペルシバルだが、強気に打ち返す。しかし、さらに古木の左右フックがペルシバルを捉えていき、ついに右フックでダウン。
ペルシバルは立ち上がったが足元がフラついており、レフェリーはストップ。古木のKO勝ちとなった。
古木はマイクを持つと「遠くから日本に来ていただいてありがとうございます。危なっかしい試合になってしまったんですけれど、これからも努力して強くなります」と語った。