日本移住で王座目指すシュウジが、名田に腕十字で一本勝ち
▼フェザー級 5分3R
〇シュウジ・ヤマウチ(ブラジル)
[1R 2分29秒 腕十字]
×名田英平(コブラ会)
ランキング8位ながら、Ryo、キム・サンウォン、三宅輝砂を相手に3連敗と後が無い名田英平。
対する愛知生まれのシュウジ・ヤマウチは、2022年12月の前戦でライト級で雑賀ヤン坊達也に初回TKO負け。3月の中田大貴戦は計量オーバーで試合できず。今回はフェザー級で出直し。日本に移住し、王座を目指す。
1R、サウスポー構えのシュウジ、オーソの名田。シュウジは遠間から左ストレートを伸ばす。かわす名田はに左から右フックを当てたシュウジが前に。四つから振って脇を潜り、バッククリンチに。
右足をかけて背中に乗って絞めようとするが、横に落とした名田。シュウジは下から名田の右腕を取り、右手で左足も手繰り、腕十字狙い。
潰した名田が上半身を起こすも、シュウジは金網を蹴り、右手で足をすくったまま三角絞めへ。首から足を外した名田だが、パウンドの右手首を掴んだシュウジは腰を切り、腕十字に移行。
いったん足を緩めたシュウジに名田が左のパウンドも、右腕を持ったままのシュウジが腰を上げて深く十字を組んでうつ伏せで極めた。
ランカーを下し、涙のシュウジは「コンニチハ。PANCRASE、もう一度チャンスをくれてありがとうございます。いま日本に移住して、自分の夢である総合格闘技の国・日本で活躍したい。日本の総合格闘技を盛り上げたいし、頑張ってチャンピオンになりたいです。PANCARSEのベルトを獲りに行きます。諦めない選手なので、応援よろしくお願いします」と語った。