GLADIATORで山上幹臣を下した今井健斗、松原聖也をコントロールして判定勝ち
▼フライ級 5分3R
〇今井健斗(マーシャルアーツクラブ中津川)
[判定3-0] ※30-27×3
×松原聖也(Team FreeStyle)
2024年5月のGLADIATOR 026で山上幹臣を3R TKOに下した今井健斗はMMA7勝3敗。対する松原はGLADIATORからDEEPに参戦し3勝2敗。
1R、ともにオーソドックス構え。互いに右カーフ。左フックからシングルレッグで金網までドライブした今井が投げるが、すぐに立つ松原を再びシングルレッグから後方に投げてサイドを奪う。
スクランブルする松原に左足かけてワンハンドで肩を抱く今井はパウンド。そこで正対して立つ松原に、左で差して押し込む今井は、引手を掴んで払い腰テイクダウン!
サイドで押さえ込み、松原のブリッジに合わせてバックへ。リアネイキドチョークを狙う今井に、腰をずらす松原の向き直りに腕十字を狙う今井。
ここは組ませない松原にすぐに立ち上がる今井はケージに押し込み。松原の顔を剥がすと、今井は離れてスタンドへ。松原の左から右に今井が組んでホーン。ジャッジは3者今井を支持。
2R、今井は右ロー、松原の右フックに組んですぐに脇を潜りバックに。左足のワンフックから引き込もうとする今井に上体を立てる松原だが、手足の長い今井は両足をかけて再び引き込み、リアネイキドチョーク狙い。
バックマウントからパウンド連打の今井。松原は座るもグラウンドに引きずり込む今井は4の字ロックで背後からパウンド。松原がケージを蹴って暴れるがシングルバックに移行の今井。
ここで胸を合わせた松原は立ち上がり、左右で前に出るもスタンドの時間は足りずホーン。3者が今井を支持。
3R、右カーフの今井に、蹴り返す松原。さらにもう1発。左で飛び込む松原。右カーフを蹴って右ハイはガード上に。左アッパーを伸ばす松原をかわす今井。
松原の右をかわしてシングルレッグに入る今井だが、ここは松原はスプロールできたタイミングだが、今井は頭を上げて長い左手を巧みに背中に回してバック狙い。正面に回ろうとする松原をがぶり、頭を下げさせてバックに。
両足フック。正対狙う松原をコントロールしてバックをキープ。亀になる松原に腕十字を狙う今井は、上の足は顔にかけずに三角に。
跨いで立ち上がった松原のがぶりに、今井はケージに押し込み。離れる松原は左を強振も、そこに組む今井はボディロック。金網背に切ってヒザを突く松原。
今井は右手で股下に、左足で大内刈でテイクダウン! 立とうとする松原に背中を着かせてホーン。判定は30-27×3のフルマークで今井が勝利。
2月のネオブラで岸田宙大に一本負けした24歳の今井だが、山上戦に続き2連勝に。