プロ修斗公式戦 2024 Vol.6 in OSAKA 第1部
陽勇が2試合KOで-63kgトーナメント優勝
▼メインイベント 第7試合 CKC2024-63kgトーナメント決勝戦 3分3R延長1R ※キックルール
×山﨑一央(TEAM TEPPEN)
[1R 1分46秒 KO] ※左ストレート
○陽勇(TEAM 3K)
※陽勇がCKC2024-63kgトーナメント優勝
関西で勢いのある「TEAM 3K」所属の陽勇。バックボーンの空手で数々の優勝歴に加え、Standup Rookie 2022 -65kg級も制しており現在無敗の6連勝中。対戦相手の中にはCKC2023覇者奥山雅仁や基山幹太、そして昨年2月には逆の山にエントリーしている吉岡龍輝にも判定で勝利している。1回戦では奇天烈に左三日月蹴りを効かせて左フックで1R KOに仕留めている。
対する山﨑一央は、吉岡と一回戦で対戦し、判定2-0で決勝進出。バックボーンの極真空手では全日本空手道選手権中量級準優勝、TEAM TEPPEN所属。WINDY SUPER FIGHTのキック部門でチャンピオンに輝いており、プロのキャリアはエントリー選手中最も浅いが、ここで才能が開花するか。
【写真】サステイン(ツイキャス配信)
1R、サウスポー構えの陽勇、オーソの山﨑。先に右ローで詰めると、山﨑も左ローの蹴り返し。そこに左ミドルを当てる陽勇は、左ボディストレートも。山﨑の右ハイをかわし、詰めて左ヒザ。中央に戻す山﨑に左ストレートで前に出ると左ヒザから右アッパー! 山﨑も右前蹴りを返す。
右ロー、右ジャブを当てる陽勇に、スナップをきかせた右ハイは山﨑。詰める陽勇は左三日月蹴りで前に詰めると左右ボディ打ちから左フックでダウンを奪う。
立ち上がった山崎は右前蹴りで距離を取るが、陽勇は左右ラッシュ、ボディ打ちからヒザ蹴りで2度目のダウンを奪うと、左前蹴りからボディ打ちの連打から左ストレート!
山﨑が3ノックダウンで陽勇がCKC2024-63kgトーナメント優勝を果たした。
陽勇は「僕の地元・大阪でみんなに見てもらいたくて結果も出せて幸せです。これまでKOが少ない僕が、2回とも1R KOで皆さんもラッキーで良かったです(笑)。こうして気持ちが作れたのももみんなのおかげなんで、今日はありがとうございました」と語った。