ムエタイ
レポート

【ONE FF】規格外の長身ナビル・アナンが“天を突くヒザ”で激闘クラップダムをKO、大田一航が2戦目で強敵にKO勝ち&ボーナス、第1試合で青柳克明が豪快な打撃でTKO勝ち、町田真美が再び大激闘も判定負け、ラウェイのウーが逆転KOで本戦契約

2024/07/05 22:07

▼第1試合 フェザー級MMA 5分3R
×チョン・ジュンヒ(韓国)
[TKO 1R 4分47秒]
〇青柳克明(bmf spase/east kilin Ranger)


 青柳はZSTやKROSS×OVERに出場、台湾の『WOTD: Enter The Dragon』を主戦場としている。前戦は2024年5月に台湾の『CFC』で判定勝ちし、3連勝を飾った。ジュンヒはMMAレコード3勝1敗。5月にはボクシングの試合に出場し、判定勝ちを収めているという。


 ジュンヒはMMAレコード3勝1敗。両選手ともこれがONE初出場となる。


 青柳はリング上で拳を突き上げながら雄叫びをあげて気合い十分。1R、青柳が右カーフで先制、すかさずジュンヒがジャブを返す。見合いから青柳が一気に飛び込んでの右ストレートでジュンヒをダウン気味に倒す。立ち上がったジュンヒに組み付く青柳だが、これは離れる。スタンドに戻ると今度は青柳が左のフェイントから右フック強打でまたもダウン気味に倒す。すかさずパウンドもジュンヒは立ち上がる。


 打ち合いで右の相打ち。ジュンヒはステップを踏んで逆ワンツーで突っ込む。青柳は右ストレートを返すがこれは空振り。ジュンヒの右ミドルをキャッチして青柳が転倒させると、青柳はジュンヒの足を払いながらのパウンドを狙うが、ジュンヒは上手く立ち上がる。スタンドでジュンヒはサウスポーになっての左ハイ。青柳が飛び込んでの強烈な右ストレートで仰け反らせてからの左フックをヒットさせ、またもジュンヒをダウンさせるとパウンドの連打。ここでレフェリーがストップした。


 大喜びの青柳は勝利者インタビューを受けると「パーフェクト! 最高ですね」とハイテンションで叫ぶ。見事なTKO勝ちにボーナスが支給されると「もっとボーナスを!」とさらにハイテンションで叫んだ。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.334
2024年9月21日発売
UFCデビューの朝倉海をビリー&エリーHCと共にインタビュー。またUFC6連勝で1位ロイヴァルと戦う平良達郎、DJの引退インタビュー、期待のプロスペクト、格闘技の新しいミカタを特集!
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント