修斗修斗
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【UFC】堀口恭司がTKO負け、マネル・ケイプが3R 右で倒してパウンドアウト「堀口と戦ったから今の俺がいる」。スターリングが10戦無敗・UFC5連勝に、フェザー級キルギスのマゴメドフが77秒、ツイスターで11勝無敗・全フィニッシュ勝利に! オリヴェイラがフィリをTKOでUFC5連勝、キャッチ戦でリマがボルハスに判定負けで連勝止まる、メスキータが腕十字で8勝無敗・UFC3連勝に

2026/06/21 06:06
 2026年6月20日(日本時間21日朝6時~)、米国ネバダ州ラスベガスのMeta APEXにて『UFC Fight Night: Kape vs.Horiguchi 2』(U-NEXT/UFC Fight Pass配信)が開催された。  メインイベントはフライ級の5分5Rで、同級2位のマネル・ケイプ(アンゴラ/ポルトガル)と、5位の堀口恭司(日本)が対戦。両者は2017年大晦日RIZIN以来、8年半ぶりに当時のバンタム級からフライ級に、リングからケージに舞台を変えて再戦に臨んだ。勝者は同級1位のアレシャンドレ・ パントージャと並び、王者ジョシュア・ヴァンへの次期挑戦者候補となる。会場ではプレリム出場のアズウェルJrと同門のヴァンがメインを見守った(※試合後のマネル・ケイプと堀口恭司のコメントはこちら)。 ▼フライ級 5分5R ※プレビュー〇マネル・ケイプ(アンゴラ/ポルトガル)2位 23勝7敗(UFC 8勝3敗)※UFC4連勝 126lbs/57.15kg[3R 2分42秒 TKO] ※右フック→パウンド×堀口恭司(日本)5位 36勝6敗(UFC 9勝2敗)125lbs/56.70kg ※選手名からインタビュー  2017年10月にRIZINバンタム級トーナメントでRIZINに初参戦したケイプは、1回戦で山本アーセンを1R 左ハイキックKO。12月29日の2回戦でイアン・マッコールを1R TKO。翌々日の大晦日の準決勝で堀口恭司と対戦し、自身のバッティングで一時中断もあるなか、3Rに堀口の肩固めで一本負けも、そのポテンシャルが注目された。  その後、朝倉海と1勝1敗でリベンジを果たし、2021年2月からUFCにフライ級で参戦。24年7月のムハンマド・モカエフ戦の判定負け以降、ブルーノ・シウバ、アスー・アルマバエフ、ブランドン・ロイヴァルを相手に3連続TKO勝ち。25年12月の前戦ロイヴァル戦では、サウスポー構えになって前手の右をヒットさせてダウンを奪い、パウンド連打で1RでTKO勝ちしている。UFC直近8試合で7勝1敗。32歳。  対する堀口は、2013年からのUFC4連勝で2015年4月に王者デメトリアス・ジョンソンに挑戦も5R 一本負け。その後もUFCで3連勝し、フライ級戦線縮小に伴い、 2017年4月からRIZINに参戦。2017年7月からのバンタム級トーナメントでは、前述の通り準決勝でケイプに3R 一本勝ち後、同日の決勝で石渡伸太郎をKOに下し、優勝。その後、ダリオン・コールドウェルに2度勝利しBellator王座も防衛。  23年にRIZINフライ級王座も獲得すると、2025年11月からUFCにフライ級でカムバック。タギル・ウランベコフを3R リアネイキドチョークで極めると、26年2月の前戦で当時6位のアミル・アルバジと対戦。1Rに右手を骨折も判定3-0で2連勝。同門のアレシャンドレ・パントージャに負傷TKO勝ちでベルトを巻いたジョシュア・ヴァンに対戦を要求していた。  2月7日のアルバジ戦で右手を骨折していた堀口だが、全治6週間の怪我は手術は無しで、固定だけで治療。約4カ月半でオクタゴンに復帰。マネル・ケイプとの約8年半ぶりの再戦に臨む。35歳。  初対戦時はともにバンタム級。今回は適正階級のフライ級で、ケイプは試合当日により大きく、堀口はよりスピーディーに戦っている。  そして、APEXでの一回り小さなオクタゴンは、ともにステップを武器とするどちらに有利に働くか。また、前回堀口が「滑って作戦を変えた」とステップを制限したAPEXのマットのコンディションは、今回どうなるか。  ともに打撃を主な武器とした前回から、この8年半で堀口もケイプもより組み技に進化を見せており、堀口は打撃と組みのトランジション、そして打撃のみならず寝技でも削っての判定勝ち、直近7連勝のうち3つの一本勝ちをマークするなど決定力も高い。  また、ケイプはよりテイクダウンディフェンス、ガードワークに磨きをかけ、UFCでのテイクダウンディフェンスは81%。さらに打撃ではUFCでの打撃精度は56%で1分間の有効打数は5.04。これは堀口のUFC打撃精度47%、1分間の有効打数3.77を上回る。一方で有効打ディフェンスはケイプの57%に対し、堀口は64%と防御力が高く、被弾数が少ないことが分かるが、ズールー戦、アルバジ戦のフラッシュダウンのような打撃のダメージは気になるところ。  UFC7勝中5つのKO・TKO勝ちを誇るケイプが打撃の決定力を高めているのは明らかだが、その破壊力ある打撃をいかに堀口は、自身のステップで当てられずに当てるか。ケイプは右利きだが、オーソとサウスポー構えをスイッチして戦っており、堀口の得意なカーフキックを警戒してくるだろう。また、小さめのオクタゴンは詰めやすく、ケイプがロイヴァルをスイッチステップでKOしたのもAPEX。一方で堀口が、相手にケージを背にさせての打撃や組みにも活用できるはず。  そして、メインイベントの5分5R。堀口は22年4月のBellatorでのパッチー・ミックス戦以来の5R戦で、そのペース配分は経験済み。ケイプにとっては前戦が5Rマッチだったが、1Rでロイヴァルを仕留めているため、2015年4月のフランスでのKnock Out Championshipでの4R一本勝ち(腕十字)以降、3R以上は戦っていないことになる。しかし、ケイプはインタビューで「堀口は1R目は強い。エネルギーがあって、逃げ回る。3R目に堀口は失速する。それが僕のゲームで、僕は5Rが好きなんだ。他の多くのファイターと違い、僕は失速しない。どんどんペースを上げていく」と自信を見せている。とはいえ、勝負どころを逃さない両者は、5R戦でも序盤からチャンスがあれば仕掛ける展開がどう作用するか。  遠間からの空手の飛び込みに加え、近い距離でのボクシングの堀口はケージを大きく使いたいが、ケイプは中間距離から近い距離での連打、追い足もあり、前に出ているときのテイクダウンディフェンスも強い。堀口は上下の蹴り、アングル、突きと同じタイミングのテイクダウンも含め、ケイプよりも高いMMA力で、8年半ごしの再戦を返り討ちにしたいところ。ただ、2月7日のアルバジ戦で右手を骨折し、全治6週間の怪我は手術は無しで固定だけで治療し、約4カ月半でオクタゴン復帰で、試合への不安も残る。  8年半前に堀口の飛び込みを肌で体幹しているケイプは、いかに立ち合うか。序盤からの注目は、スタンドからいつもの圧力をかけるのはどちらになるか、だ。カーフキックも含め、堀口が打撃でコントロールできれば、より強化された組みに繋ぎやすくなるし、ケイプが角度をつけた入りで圧力をかけられれば、テイクダウンディフェンス、スタンドにも生きる。 ミドルで蹴ってテイクダウンの堀口に、ケイプは3R スイッチから右でダウン奪いパウンドアウト  マイク・ブラウン、コディ・ダーデンらがセコンドの堀口。マネル・ケイプは日の丸の「全国制覇」のハチマキで入場。マットに水をまき、コールに両手を広げる。タッチグローブ。  1R、グローブタッチ。サウスポー構えのケイプに堀口はインロー。右ミドルをヒット。その蹴り足を掴んで崩したケイプだが追わない。  立つ堀口。オーソから左の蹴り。ケイプは左インロー。さらに左インロー。互いにフェイントを入れながら慎重な入り。レベルチェンジを見せるケイプに右ミドルを当てる堀口。右を突くが、ケイプも左をヒット! 少し下がった堀口だが立て直す。  左インローのケイプ。さらに左ミドル。そこに堀口も左を突く。近目の距離に立つ堀口。ケイプのワンツーはサイドステップでかわして右ロー! ケイプの打撃に堀口がダブルレッグも突き放したケイプ。ケイプの入りに組みを合わせる堀口。ここも突き放すケイプだが、堀口は右ミドルをヒット!  スイッチしたケイプの左前足にシングルレッグテイクダウンの堀口、ケイプは後方に回してガードでブザー。堀口のラウンドか。ミドルキックはマイク・ブラウンコーチから「掴まれるから止めよう」の言葉。  2R、右前蹴りの堀口。ケイプから組みの動きも切る堀口。右ミドルを当てて、左フック! バランスを崩したケイプ。テイクダウンを混ぜることでケイプは狙いが定まりにくい。シングルレッグテイクダウンの堀口! ハーフガードのケイプは頭を抱えて引き寄せ、フルガードにする。クローズドガードのケイプ。下から細かいパンチ。堀口は左を打つ。下からヒジ打つケイプ。堀口も右の細かいパウンド。ケイプも左ヒジ。中腰になって右ヒジを落とす堀口は左足をまたぎハーフに。  右手をヒザで踏んで左のパウンド! 立ち上がり飛び込んでパウンドもケイプもかわす。堀口のラウンドもインターバルで堀口は息が上がっている。  3R、汗が見える堀口。右で飛び込む堀口をかわして左右で詰めるケイプ。そこにヒザの堀口。ケイプの連打をさばいて、右ストレート! ケイプにケージを背にさせる。中央を取るケイプは左を振るがかわす堀口、さらに右インロー。サウスポー構えのままのケイプは左ミドルもブロックの堀口。自らの左ローにバランスを崩す。しかし戻したケイプ。  サウスポーからオーソドックス構えにスイッチしたケイプ。堀口の左から右のワンツーの入りをダックでかわしたケイプは、すぐに体軸を戻して右フック! 左を振っていたところにもらい、足が泳いだ堀口をケイプはさらに右の追い打ちでダウンを奪いパウンド連打! 亀になり四つん這いで動けない堀口は、ケイプの背後からのパウンド、左右の脇下からのアッパーを顎に受けて頭がマットに落ちたところでレフェリーが間に入った。  試合後、ダニエル・コーミエーから「勝つだけでなく、あのような形で勝つのは、どんな気分ですか?」と問われたケイプは、「まず第一に、すべてのことに感謝する。神(アラー)のお許しがなければ、俺はここにいなかった。これが俺の文化です。ありがとう。自分の人生で最高の試合だったと思う。俺が今の自分になれたのは、彼(堀口)と戦ったからだ。2017年の頃、俺は彼のようになりたいと憧れていた。そして今、俺がこのポジションにいるからこそ、日本のみんなに『おめでとう』ではなく『アリガトウゴザイマシタ』と伝えたい」とコメント。  続けて「あなたにとって、立ち上がりは決して楽なものではありませんでした。彼に何度かテイクダウンを奪われましたね。3ラウンドに向かうとき、どんなことを考えていましたか?どのようにして流れを自分の方へ引き戻そうと考えたのでしょうか?」と問われると、「俺について一つ言えるのは、俺は“絶対に諦めない”ということだ。絶対にだ。俺はこれまでの人生で、もっとひどい逆境や困難に直面してきた。だから、彼がどこかのタイミングで俺に触れてくることは分かっていたんだ。以前戦った時もそうだったからね。でも、俺の最大の特徴は“一度でも相手に触れれば、相手は死ぬ”ってことだ。信じてくれ」と一撃の強さを誇った。  また、「その圧倒的なパワーこそが、他のフライ級選手とあなたを分けるものです。見事な右を当てて彼にダメージを与えました。そして彼をダウンさせた後、アッパーを何度か当てて、完全に仰向けにさせました。彼はレフェリーのストップに少し不満そうでしたが、完全に終わっていたように見えました。試合の序盤では彼を捕まえるのに少し苦労していた中で、あの打撃が当たった時、どれくらい手応えを感じましたか? 彼はここでダメージをごまかそうとしましたが、その後のアッパーカットで完全に意識を飛ばされましたよね」と問われると、ケイプは、カーフを警戒してのサウスポー構えからフィニッシュ前にスイッチしたこと、試合前に語っていた日本大会について再度アピールした。 「ああ。前回俺たちが戦った時、俺はずっとオーソドックス構えだった。だから今回はサウスポーで長い時間戦ったんだ。そしてオーソドックスに戻した時、彼は俺の動きが見えなくなった。俺がずっと言ってきたのはそういうことだ。“俺の動きは誰にも読めない(予測不能だ)”ってね。本当に読めないんだ。ハンター(キャンベル)、そしてデイナ(ホワイト)にシャウトアウト(よろしく)。もう一度言うぜ。俺はぶち壊してやったんだ。みんな日本に行きたがってるけど、もし日本に行きたいなら、俺という“ブラック・ジャパニーズ”を連れて行かなきゃならないぜ」  最後に「今回のパフォーマンスでタイトル挑戦権を得られたと思いますか? もしあなたの前に別の試合が組まれた場合、ベルトに挑戦するチャンスを待つ気はありますか?」の質問には、「分からないな。UFCがどんな計画を持っているかは分からない。前回の試合がタイトルマッチになるはずだったって話はしたよね。でもどうだ? 予定通りにはいかなかった。だが、アラー(神)は俺にもっと良い計画を与えてくれたんだ。トップにいる連中よりも、もっと優れていてタフな相手をね。分かる? だから俺はこの階級で最高の試合をしたんだ。この階級で最高の試合をしたんだから、ベルトを懸けて戦う必要がある。あともう一つ。俺たちはホテルに滞在してるんだが、そこでアフターパーティーをやる。みんな愛を届けに来てくれ。DJを呼んで、食べ物も用意してパーティーをするよ。全部俺のおごりだ。ビールもドリンクもある。それから、もう一つ。スポンサーに御礼を。モンスターエナジーにも。俺をサポートしてくれたすべての人に感謝する。ポルトガルにもシャウトアウトだ。俺たちはワールドカップで勝たなきゃならない。レッツゴー、ポルトガル!」と語った。  また、試合後、堀口はXを更新。「皆さん応援ありがとうございました。 派手にぶっ飛ばされました。本当にすみません。 ケイプ選手強かった。 ありがとうございました! これだから格闘技は辞められないよね。 鍛え直してまたすぐに戻ってきます! まだ俺の夢は諦めない」と再起を誓っている。 [nextpage] ▼ライトヘビー級 5分3R〇ナヴァホ・スターリング(ニュージーランド)10勝0敗(UFC 5勝0敗)※UFC5連勝 205lbs/92.99kg[2R 3分23秒 TKO] ※ヒジ打ち×イオン・クテラバ(モルドバ)20勝12敗1分(UFC 10勝10敗1分)205.5lbs/93.21kg  1R、ともにオーソドックス構え。右オーバーハンドのクテラバは組み。体を入れ替えるスターリングに左腕でギロチンチョーク! 体を再び入れ替えて金網に押し込んでの絞めから崩してマウントギロチン狙いからバックを狙うが、そこで脇差し立つスターリング。さらに首を抱えて払い腰テイクダウンのクテラバ。  立つスターリングは離れる。ワンツーの右を嫌ったクテラバだが前に。そこにヒザを突いたスターリング。右で差して押し込み、左パンチ。クテラバは首投げから払い腰テイクダウンもすぐに立つスターリング。  右ボディを効かせたスターリング! くの字になったクテラバだが組んで押し込み細かいヒザ。  2R、右前蹴りのクテラバ。関節蹴りも。ジャブから右オーバーハンドのクテラバ。スターリングは右ヒジを合わせに行く。押し込み右バックエルボーのクテラバに右を合わせたスターリングは、詰めて右ヒジ、バッククリンチからボディロックテイクダウンもすぐに立つクテラバ。アームロック狙いから払い腰テイクダウン! トップを奪い。サイドバックからパウンド。  立つスターリングをボディロックテイクダウン。しかしここも立つスターリングは右ヒザ。左ヒザ。四つから小外刈テイクダウンのクテラバだが、足を手繰りトップを取ったのはスターリング! ケージに座ったクテラバを中腰で左右ヒジ! 頭を抱えたまま動けないクテラバにレフェリーが間に入った。  2連勝を問われたスターリングは、「ああ、みんなに言ってたんだ。『俺こそが次の大物だ』って。みんな、俺がそこにいると思ってたよ。さあ、前に出てこいよ。この度胸を見てくれ。だって俺は本物のナバホだ。(テイクダウンされた後も、逆の体勢でレスリングを続けられたことだ。ここで相手が崩れそうになったと感じたか?)トップを取ってパンチを繰り出し始めると、相手は全く反応しなかった。ああ、俺はスクランブルが超得意なんだ。ジムではいつもやってる。知ってるよ。何があっても、テイクダウンされるのは怖くない。だって、俺は立ち上がれるからな。いいサブミッションのチャンスもあったけど。でも、ただ強さを保ち、体をしっかり締めておく必要があった。そして、自分がトップに立てるって分かっていた。いつでもトップに立てるって分かっていたんだ、兄弟。この技は俺が作り上げたものさ。俺はいつもレスリングをしているから、みんなに見せつけなきゃならなかったんだ。 (UFCで5勝を挙げたが)正直なところ、この階級は混戦状態だ。相手が誰だって構わない。ただ、飛び回りたいだけさ。次はもう決まってる。どこでもいい。UFCがどうしたいのか、うちのチームがどうしたいのか、様子を見てみよう。ただ、あそこにはもう戻りたくないんだ」と語った。 [nextpage] ▼フェザー級 5分3R〇クリスチャン・ロドリゲス(米国)13勝4敗(UFC6勝4敗)145.5lbs/66.00kg[1R 3分43秒 ギロチンチョーク]×ハイダー・アミル(米国)11勝3敗(UFC3勝3敗)145lbs/65.77kg  1R、サウスポー構えのアミル。オーソのロドリゲス。アミルは左右ロー。その蹴り足を取ろうとするロドリゲスだが、抜くアミル。  左ジャブ、右ローのロドリゲス。アミルの左の蹴りの打ち終わりに右を当てると、右ハイも。ともに打ち合いから右ハイはロドリゲス。左ハイのアミルの蹴り足を掴んだロドリゲスに抜くアミル。ロドリゲスはシングルレッグからバッククリンチも、抜けるアミル。  ワンツーの右を届かせるロドリゲスは右ミドルも。アミルは軸をぶらしながら蹴り。ロドリゲスはワンツーから右を出したまま右ハイ! ダウンしたアミルの立ち上がりにノーアームギロチン! パームトゥパームでクラッチ、アミルを失神させた。  試合後、ロドリゲスは「ベガスで最近フルタイムで活動しているけど、ジムを変えてからあんなパフォーマンスができたのはどんな気分だった?」と問われ、「最高だったよ。10月にコーチを亡くしてしまって。僕にとっては本当に辛い時期だったんだ。でも、いまは本当に気分がいいよ。2連敗を乗り越えて、自分がどれだけ実力があるかを改めて実感できたからね。僕にとってこれほど大切なものはないよ。デュークもきっと、それを誇りに思ってくれるはずだ。(フィニッシュは)相手のコーチたちは『左手を上げ続けろ』と繰り返し言っていた。だから、技を混ぜて、彼に右を当てたんだ。ずっと研究してきたことなんだよ。知ってるだろ、僕のコーチのエリックとデューク。彼らはヘッドキックが大好きで、毎日それを見ていたんだ。だから、うん、そのためにめちゃくちゃハードに準備してきたんだ。見事に決まったね。(ダウン後足を手繰ってきたことに驚いた?)ああ、あいつはタフだよ。もう気絶したかと思ったよ。でも、フィリピン人だから、超タフなんだよね。うん、彼は素晴らしい戦いぶりだったよ」と語った。 [nextpage] ▼フェザー級 5分3R〇ムルタザリ・マゴメドフ(キルギス)11勝0敗(UFC 1勝0敗)146lbs/66.22kg[1R 1分17秒 ツイスター]×メルシック・バグダサリアン(アルメニア)8勝4敗(UFC 3勝3敗)145.5lbs/66.00kg  アルメニアの元キックボクサーのバグダサリアンは、2018年にK-1で当時の王者・久保優太のタイトルに挑戦し判定負けすると、19年に久保より先にMMA転向。1年間で4連勝・全試合32秒以内でKO勝ちの戦績で、20年にDWCSに出場し、判定勝ちでUFCと契約した。UFCではここまで3勝2敗。2連勝後にジョシュ・クリバオに2R リアネイキドチョークで一本負けすると、23年7月にタッカー・ルッツに判定勝ちで再起。怪我の治療で1年7カ月を経て25年2月にジェアン・シウバと対戦も左右を浴びて1R TKO負け。34歳。  キルギスのマゴメドフはMMA10勝0敗。21年と21年のアマチュアGAMMAで7連勝するなど世界大会ライト級で2年連続優勝。22年にプロデビューすると、キルギスのWEF Selectionフェザー級で優勝。OctagonでもOLMMAフェザー級王者となると、25年9月の。DWCSでは、同じく9戦全勝だったメキシコのブラヤム・ズルチャーを1分37秒でKO。5KO・5一本勝ちのオールフィニッシュでUFCデビューを決めた。  1R、サウスポー構えのバグダサリアンはいきなり左ミドルを当てて左ストレート。オーソのマゴメドフは右インロー。バグダサリアンは右前蹴りに、マゴメドフは左関節蹴りを前足に突く。バグダサリアンのワンツー、左ボディを受けて前に出たマゴメドフは、シングルレッグでバグダサリアンを崩すと、右で差してスタンドバックから小内刈で崩して、両足をかけるとグラウンドに。  すかさず背後からボディトライアングル(4の字)でオタツロックに足を組むと、胸を合わせにきたバグダサリアンの頭を左脇で抱えるスコティッシュツイスターの形から、最後は左ヒジでバグダサリアンの頭を遠ざけて固定して捩じり、タップを奪った。  試合後、ダニエル・コーミエーのケージインタビューで「テイクダウンを決めてボディトライアングルに入りましたね。相手が自分の方へ体を回転させてくることを予期して、そのサブミッションを決めるつもりだったんですか?」と問われたマゴメドフは、「まさにこれが私の狙いでした。そして、思い通りの展開になりました。マイブラザーのアスカル・アスカロフが教えてくれました。あの相手は、僕にとって良い相手だった。彼は僕を追い詰めてくれたし、優れたファイターだとは分かっている。でも、戦いたいんだ。活動したい。僕はいつでも準備はできている。そして、正直なところ、あまり多くを語るのは控えた方がいいけど、フェザー級はほぼ死に絶えかけている。それを再び蘇らせよう。そして、素晴らしいものにしよう」と語った。 [nextpage] ▼フェザー級 5分3R〇ヴィニシウス・オリヴェイラ(ブラジル)24勝3敗(UFC 5勝0敗)※UFC5連勝 145.5lbs/66.00kg[2R 4分56秒 TKO]×アンドレ・フィリ(米国)25勝14敗(UFC 13勝13敗)145.5lbs/66.00kg 『エリーゼのために』で入場のUFC4連勝オリヴェイラ。  1R、サウスポー構えから左インローのオリヴェイラ。フィリもスイッチすると、オーソになるオリヴェイラは右カーフ。ワンツーの右が長い。再びサウスポー構えからオーソで右カーフを当てるオリヴェイラは左前蹴りも。  フィリもサウスポー構えになり左ハイをガード上にヒット。右ストレート、右カーフを返すオリヴェイラ。ワンツーから後ろ廻し蹴りはフィリがかわす。  右カーフのオリヴェイラだが、チェックしたフィリ! 下がるオリヴェイラはサウスポー構えになって左ローに。ワンツーから右ハイに繋ぐフィリは左ロー! さらに左三日月蹴りでオリヴェイラは顔をしかめる!  左ミドルのフィリ。オリヴェイラは回復させたか右を打つと、右ローも。ダブルレッグに入るオリヴェイラ。離れ際に右を振ってホーン。オリヴェイラは若干右足をひきずるが……。  2R、左三日月蹴りから右ストレートを突くオリヴェイラ。左の蹴りで押し戻すフィリ。その蹴り終わりを詰めるオリヴェイラは左右から右ロー。さらに左前蹴り、右ロー。  詰めるオリヴェイラに左ジャブのフィリ。右カーフのオリヴェイラにフィリは右ハイ。ブロッキングのオリヴェイラは右ストレートを突く。さらに右を上下に。オリヴェイラが両手を広げたところでダブルレッグテイクダウンのフィリだが、回転して立ち上がるオリヴェイラ!  詰めて左右ボディ打ちから右ヒジを打ち下すオリヴェイラ。ガードのフィリだがケージ背に。左カーフィのオリヴェイラ。ノーガードでフィリの左ハイをかわすと前に。右ボディから右ハイ。さらに左にフィリが下げる。  右後ろ廻し蹴りのオリヴェイラは左右から右ローと対角線攻撃。さらに左右ボディ打ちからヒザ、打ち下しの連打、縦ヒジ! フィリは頭を抱えてダウン。レフェリーが間に入った。  デビュー戦以来のフェザー級戦のオリヴェイラは、「最近、調子が良くなってきたよ。試合に出るには43、44キロくらい減量しなきゃいけなかったんだけど、僕には荷が重すぎた。本当に、あんな試合は初めてだった。これまでの試合はどれも落ち着いたものだったから。すごく疲れて、最悪な気分だったよ。そしたらみんな、『あいつはいいファイターじゃない」って言うんだ。でも今なら、自分がどれだけすごい選手か世界に証明できる。僕は……次の対戦相手を待ってるだけさ。僕は初戦に向けてトレーニングを積んできた。僕は主に自分のジムでトレーニングを続けるつもりだ。これらすべては、君が上達するのを助けてくれたトレーニングパートナーたちのおかげだ」と語った。 [nextpage] 【プレリム】 ▼フライ級→129ポンド 5分3R〇ケヴィン・ボルハス(ペルー)11勝5敗(UFC 2勝4敗)129lbs/58.51kg ※キャッチウェイトに[判定3-0] ※30-27, 29-28×2×アンドレ・リマ(ブラジル)11勝1敗(UFC 4勝1敗)※UFC4連勝でストップ 126lbs/57.15kg  1R、ともにオーソドックス構え。詰めるリマに、回るボルハスは前蹴り。リマもスイッチしながら追うとボルハスの右オーバーハンドをかわす。  リマの右打ち終わりに左右を打つボルハス。リマは右ロー、前蹴り。ボルハスは右から左アッパー。サークリングするボルハスを追って右を打つリマ。左ミドル。  相手の打ち終わりを狙うボルハス。リマはワンツー。ボルハスの左右をスウェイでかわすと、右ロー。そこにボルハスは右を狙う。さらに右をヒット! もブザー。  2R、先に詰めるリマは右ロー。さらに右カーフにボルハスは若干バランス崩す。ボルハスの左ローにリマの蹴りがローブローに、長い中断。  再開。ワンツーで出るボルハスだが、圧力をかけるリマは右ロー。サークリングのボルハスは後ろ廻し蹴り。右ストレートも距離が足りない。追うリマはロー。シャッフルするようなステップに戻るボルハスは左右サークリング。リマの左ミドルは空振り。さらに左ミドルにボルハスはジャンプ。  詰めて組んだリマに右で差すボルハス。体を入れ替えるも戻したリマがヒジで離れる。右ローのリマ。ボルハスは左右をガード上に当てるが離れて回る。ワンツーでまとめて組んで小外がけテイクダウンのボルハス。ブザー。  3R、追って左ミドル、左ストレートにマウスピースを吐き出したボルハス。右オーバーハンドのリマ。ボルハスは左前手を狙う。左右フックも。ブロッキングのリマは右で差して押し込み。ボディロックから投げるが残したボルハスに右カーフ。  回りながら左から右アッパーのボルハス。詰めるリマは組みヒザ。右を差し返してヒザのボルハスにリマはケージに押し込むもブレーク。  ワンツーのボルハスに右カーフのリマ。足を左右シャッフルしながらアークリングのボルハス。リマの左ミドルにボルハスが右ハイを空振りでブザー。  判定3-0(30-27, 29-28×2)で、3ポンド体重超過でキャッチウェイトにしたボルハスが勝利。 [nextpage] ▼女子バンタム級 5分3R〇ビア・メスキータ(ブラジル)8勝0敗(UFC 3勝0敗)136lbs/61.69kg[1R 3分16秒 腕十字]×メリッサ・マリンズ(英国)7勝3敗(UFC2勝3敗)135.5lbs/61.46kg  1R、ともに柔術黒帯でオーソドックス構え。低いガードで飛び込むマリンズにメスキータは右で前に出るが入るときにアゴが上がっている。そこに左右フックを打ち込んだマリンズが組んでテイクダウン。  メスキータは左をオーバーフックでクローズドガード。ラバーガードも。マリンズは足を外して左ヒジを落とすが、身体が流れた瞬間を逃さなかったメスキータが右腕に腕十字! マリンズを前転させてタップを奪った。  IBJJF10度制覇、ノーギでも7度優勝、ADCC優勝のメスキータは、ATTのパルンピーニャコーチが見守るなか、打撃で打ち込まれたことについて「まあ、正直言ってそれほど驚きはしなかったよ。だって私はレディ・ゴールドのメンタリティで、どんなことにも備えているからね。ここでの試合で何が起ころうとも、それを乗り越えて勝利を掴み取るつもりなんだ。それが私なんだ。そして、それを示している。これが私という人間なんだ。何が起ころうとも。私は勝利で締めくくるつもりだ。(マリンズがグラウンドに来たのは危険だった?)100%そうだ。ほら、黒帯レベルなんて関係なく、私は別格なんだ。私の柔術はすごく独特で、すごくアグレッシブなんだ。そして、どこにいようともフィニッシュを決めて、最後はアームバーで仕留めるんだ。トップ10、トップ5に入りたいです。今の順位は恥ずかしいです。ねえ、この階級について話していた人がいたよね。あいつには揺さぶる資格なんてないわ。ブッ飛ばしてやるわよ、お嬢ちゃん」と語った。 [nextpage] ▼フライ級 5分3R〇ミッチ・ラポーゾ(米国)11勝3敗(UFC 2勝2敗)125.5lbs/56.93kg[判定2-1] ※29-28×2, 28-29×アラン・ナシメント(ブラジル)22勝7敗(UFC 4勝2敗)※UFC4連勝でストップ 126lbs/57.15kg  1R、ともにオーソドックス構え。素早くワンツーで詰めるラポーゾ。懐深いナシメントもさばいて左ミドル。ラポーゾは出入りで飛び込んで左右をまとめる。  ガードのナシメントは蹴りも、そこに右オーバーハンドのラポーゾはナシメントのシングルレッグも切る。互いに右から左フックの打ち合いはラポーゾ。圧力をかけるナシメントに左右にサークリングしたラポーゾ。跳びヒザのナシメントは詰めて組み。  差し上げるラポーゾは左で差して体を入れ替えて離れる。  打ち下しの右ローのナシメント。頭を下げてシングルレッグも右アッパーから切るラポーゾ。ブザー。ナシメントは右目下をカット。ラポーゾのラウンド。  2R、先に中央を取るラポーゾ。右前蹴りのナシメントの左右の打ち終わりにラポーゾが詰める。左ジャブのラポーゾにナシメントの左前手がアイポーク。  再開。右オーバーハンドを振るラポーゾを追って組みを狙うナシメントは跳びヒザもかわしたラポーゾは左フック。さらにワンツーの右を胸元に。右前蹴りから組んだナシメント。右で差すラポーゾは離れる。  ワンツーのラポーゾ。ナシメントの打ち返しをかわす。右関節蹴りをヒザに当てるナシメント。ラポーゾは左ジャブ。ナシメントはスーパーマンパンチから組み狙いも回るラポーゾ。  左右で組むと、ナシメントは首相撲ヒザ。離れるラポーゾ。  3R、右関節蹴りから前に出るナシメント。左から右の二段蹴りで組むが、突き放すラポーゾ。さらにナシメントは右アッパーから組むと首相撲ヒザも、離れるラポーゾ。詰め続けるナシメントは右ストレートでついにダウンを奪うと、左で差してハーフに。バタフライガードに戻すラポーゾに左足を外に出したナシメント。再びフルガードに戻したラポーゾ。  残り2分。クローズドガードのラポーゾは下からヒジ。ナシメントもパウンドから左足をパスしてハーフに。再び足を戻したラポーゾは下からこつこつ叩く。ナシメントは腰を出してパスに。残り10秒でサイドも、ラポーゾがハーフに戻してブザー。両者ともに手を挙げる。  判定2-1(29-28×2, 28-29)でラポーゾが勝利。 「結局この判定を勝ち取ったんだ。史上初だよ。ちなみに、3ラウンド目はキャリアの中でも最高のパフォーマンスだったよ。正直なところ、最初の2ラウンドで十分やったって分かっていたんだ。さっき話してた通りさ。相手の目を潰してやるつもりだったんだ。あの3ラウンドはちょっとケージに押し込まれちゃった感じだった。改善すべき点だ。  でも、この場を借りて言いたいんだけど、この勝利は、(チームメイトの)タイソンの父親に捧げたいんだ。先月、僕らはトレーナーとの合宿に行っていたんだ。この人が僕のためにやってくれることは、僕たち全員のためなんだ。今まで経験したことのないようなことだよ。僕が今までに出会った中で最高のコーチだ。だから、この勝利を彼の父親に捧げたいし、この人が僕のためにやってくれていること、みんなには決して知られていないようなことにも感謝したい。そして、そう、これは僕だけの話じゃないんだ。それは僕のチームのことなんだ。  もっとプレッシャーをかけるべきだったのは確かだけど、彼が攻めてきたんだ。彼は普段そんなにプレッシャーをかけてこないから、ちょっと不意を突かれた感じだった。でも、世界中の誰に対しても同じことができるって感じたよ。でも、相手は世界ランキングトップ15の選手だ。今から次の対戦相手を予想してみるよ。ブランドン・モレノ。ノーチェUFCでやろうぜ」と語った。 [nextpage] ▼フェザー級 5分3R〇ガストン・ボラニョス(ペルー)9勝5敗(UFC 3勝2敗)146lbs/66.22kg[判定3-0] ※29-28×3マイケル・アズウェル Jr.(米国)11勝5敗(UFC 1勝3敗)146lbs/66.22kg  1R、ともにオーソドックス構え。先に詰めるアズウェルJrがワンツーの右。ボラニョスは右ローを返す。ボラニョスの右に一瞬バランスを崩したアズウェルJrだが、立て直して圧力をかけて右ボディストレート。右カーフのボラニョスにボディ打ちのアズウェルJr、さらに左ジャブ。ボラニョスは左ミドルを返す。  左目尻を赤くするボラニョス。右カーフで前に。外すアズウェルJrは右ボディストレート。ボラニョスも右を返して右ハイをガード上に。さらに左ミドルをダブル。  アズウェルJrの右に右を合わせたボラニョス。右ストレートの打ち終わりにダブルレッグのアズウェルJrだが、切ったボラニョスが前に。バックフィストから跳びヒザで前に出てブザー。  2R、左フック、左右で前に出るアズウェルJr。ボラニョスも打ち返して左ミドルに繋ぐ。ワンツーから組むアズウェルJrを切って押し戻すボラニョスがダブルレッグテイクダウン。ケージ背に座って立つアズウェルJr。  アズウェルJrのワンツーに頭を下げたボラニョスだが左ミドル、右ハイで腕を打つ。右オーバーハンドも。左ジャブの打ち終わりに詰めて右を狙うボラニョスは右ロー。回って左右を返すアズウェルJrは右ミドルハイ、ボラニョスもすぐに蹴り返す。  右前蹴りで前に出るボラニョス。アズウェルJrのダブルレッグを潰したが、アズウェルJrもすぐに立ち上がり。ボラニョスは右ロー。バックスピンヒジ。  アズウェルJrと同門のジョシュア・ヴァンがケージサイドから立ち上がって声援を送る。  3R、右ローから入るアズウェルJr。先に中央へ。左ミドルのボラニョス。右から左で前に出るアズウェルJrは上下に散らして右アッパーから右で差して前に。右の足払いで崩したアズウェルJr。  すぐに立つボラニョスを詰めて右でボラニョスの顔面を赤くさせる。間合いを詰めるアズウェルJrは右で差して組み。突き放したボラニョスは左ミドル。アズウェルJrは右ストレート!  ボラニョスの左ミドルの打ち終わりに前に。右フックを返すボラニョスはインローも。前に出るアズウェルJrはボラニョスのバックヒジをかわして組んで離れ際に左右。  左ミドル、右ローのボラニョス。アズウェルJrはボラニョスの左ミドルからの胴廻し回転蹴りをかわしてトップに。下のボラニョスがヒジを打ち込み、アズウェルJrが出血。ブザー。  判定は3-0(29-28×3)で1Rと2Rを取ったか、ボラニョスが勝利。「3ラウンドを通して猛烈に攻めてくることは分かっていた。正直なところ、この相手との試合に向けて、合宿中ずっと怖かったんだ。この試合のために、徹底的に体を仕上げてきた。必要なルートをこなすために世界中を回った。最後は地元で仕上げたんだ。知ってるだろう? 1年ちょっと前、僕は父を亡くした。もし父がここにいたら、最後に教えてくれた場所がここだったはずだ。だからこの試合を父に捧げたい。分かってるよ。父さんは見守ってくれている。本当にありがとう、父さん。すごく……会いたいよ。彼は僕が予想していたよりもずっと忍耐強かったんだ。つまり、彼は間違いなくプレッシャーをかけてきた。たぶん、僕は確かに試合全体を通してゲームプラン通りに戦えなかった。でも、僕はキャリアを積んできた男だ。粘り強い戦士だ。そして。今、この階級で3勝を挙げた。それを証明できる。ほら、135ポンドに体重を落とすために、長い間自分を酷使してきたんだ。今は、自分がいるべき場所にいるって感じるよ」と語った。 [nextpage] ▼ウェルター級 5分3R〇レヴァン・チョクヘリ(ジョージア)15勝3敗1NC(UFC 1勝0敗)Bellator4勝3敗 170.5lbs/77.34kg[1R 0分23秒 TKO] ※右カーフ→右ボディ×リオン・シャバージアン(米国)12勝5敗(UFC 0勝1敗)170.5lbs/77.34kg  1R、ともにオーソドックス構え。長身のシャバージアンに、右カーフを効かせたチョクヘリ! 下がるシャバージアンにさらに右カーフで足が流れる。チョクヘリは左右から左ボディフック! ダウンを奪い、レフェリーが間に入った。シャバージアンはマウスピースを吐き出し、左足を抱えて悶絶。チョクヘリが23秒、TKO勝ち。  試合後、チョクヘリは「僕に手助けする機会を与えてくれてありがとう。興奮しすぎてしまってごめん、ありがとう。分かっていたよ。もっとうまくやれたはずだ。トップ戦線でも同じようにやれたはずだ。トップ10か、トップ15か、まあいいや。相手を傷つけたら、あのパンチが使えるって。コンビネーション。カープキック、それからクロス、フック、そしてオーバーハンドのジャブ、ボディ。これこそが、僕がコーチたちやチームメイト、そしてすべてのコーチたちと練習してきたことだ。この3つのコンビネーションは、ルーキー時代からずっと練習してきたものだ」と語った。 [nextpage] ▼女子バンタム級 5分3R〇ルアナ・サントス(ブラジル)11勝2敗(UFC 6勝1敗)136lbs/61.69kg[判定3-0] ※30-27×3×カロル・ホザ(ブラジル)19勝8敗(UFC 8勝5敗)135.5lbs/61.46kg  1R、ともにオーソドックス構え。横蹴りを見せてから遠間からダブルレッグでドライブしたサントス。左で差して押し込み。右小手のホザは左で細かいパンチ。サントスはボディロックから崩し。頭をアゴにつけて押し込み、投げ狙いも残すホザは顔を剥がしにいく。  突き放したホザは右カーフ。右ミドルを返すサントスにキャッチして右を突くホザ。サントスは右オーバーハンド。さらにワンツー。ホザは左ジャブ。しかし、踏み込んだサントスは大外刈テイクダウン! 袈裟固めから細かいパウンド。  2R、圧力をかけるホザだが、自身の右の蹴りでスリップして下に。すかさずトップを奪うサントスは両脇を差して押さえ込み。右差しに変えて左枕。右で脇腹をパンチ。下のホザは左で脇を差すより顔を剥がしに。ハーフで押さえ込み、上下に細かいパウンド。ケージ際で左で差して上半身を立てたホザだがブザー。  3R、先に前に出るホザ。右回りからダブルレッグのサントスはケージまでドライブして上組みに。右で差してボディロックから内股で崩し。残すホザの脇を潜りバッククリンチ。崩してバックマウント、バックに。ホザはそのままブザーを聞いた。  判定3-0(30-27×3)で11位のサントスが8位のホザに勝利。 [nextpage] ▼フェザー級 5分3R〇シェーン・コリンズ(米国)8勝0敗(UFC 1勝0敗)145.5lbs/66.00kg[判定3-0] ※30-27×3×オタリ・タンジロヴィ(ジョージア)10勝2敗(UFC 0勝1敗)145lbs/65.77kg  2R、二段蹴りからシングルレッグのタンジロヴィに立ち上がるコリンズは左右から右ロー。後ろ廻し蹴り。タンジロヴィはダブルレッグテイクダウンも、ここも立つコリンズは右ロー。さらに組みもそこに右アッパーのタンジロヴィ。  ジャブ、右ボディで前に出るコリンズに、シングルレッグのタンジロヴィ。ここも切るコリンズ。さらにシングルレッグのタンジロヴィにコリンズはアナコンダチョークもブザー。  3R、前に出るコリンズは左右から縦ヒジ。タンジロヴィはダブルレッグテイクダウン。尻をずらして立つコリンズにバッククリンチのタンジロヴィだが、正対して体を入れ替えるコリンズがヒザ。右アッパーで離れる。  圧力をかけるタンジロヴィは頭を下げて中腰からシングルレッグ。そこにギロチンチョークから三角絞めを狙うが、抜けるタンジロヴィ。すぐに追って詰めてボディ打ちのコリンズは組み。  右ストレートのコリンズは右バックフィストも。首相撲からヒザ。遠間からシングルレッグのタンジロヴィを切ったコリンズはタンジロヴィの右アッパーをかわして組みに。離れるタンジロヴィに後ろ廻し蹴り。さらに前に出るコリンズ。ブザー。タンジロヴィが座り込む。  判定は3-0(30-27×3)のフルマークでのA1コンバットフェザー級王者のコリンズが勝利。UFCデビュー戦対決を勝利し、MMA8勝無敗とした。  試合後、コリンズは「勝てて気分がいい。ただ、自分のパフォーマンスにはあまり満足していない。序盤はなかなかリズムに乗れなかった。あれは……あれはまさに死闘だった。通常、ここに来る時はすぐに決着をつけたいものだが、これほど手強い相手と対戦し、良い試合ができたことを嬉しく思う。歯を食いしばる方法も分かっている。最近は、必要な時には闘犬になるようにしている。だから、時にはそれを示さなければならない。今夜、僕はそれを示した。勝利を掴んだ」と語った。
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