▼第11試合 フライ級(※61.2kg)5分3R
○清水清隆(TRIBE TOKYO M.M.A/修斗・世界ランキング4位)
[1R 2分15秒 KO] ※左ジャブ
×秋葉大樹(Reliable/PANCRASE・ランキング4位)
フライ級では、清水清隆vs秋葉大樹が決定。清水は2010年2月に砂辺光久との2度目の対戦で判定勝ちを収めフライ級キング・オブ・パンクラシストとなるも、2015年にTTFやVTJで連敗し、同年12月の神酒龍一との王者査定試合で判定負けし、王座返上。しかし、その後、TTFを経て修斗を主戦場に移し、3連勝。
2018年1月に猿田洋祐に判定負けも、その後も内藤頌貴、石井逸人、前田吉朗相手に再び3連勝を決め、2019年5月に扇久保博正と対戦。4Rのバッティングが「偶発的な事故のダメージにより試合続行が不可能」となり、「アクシデントが発生する直前までの採点」で扇久保のテクニカル判定勝利となっていた。
対する秋葉大樹は、Demolition、DEEP大阪大会等を経てPANCRASE参戦。2016年6月にはVTJで青柳洸志に判定勝利するなど頭角を現し、2017年12月の原猛司戦以降、PANCRASEを主戦場に定め、安永有希、荻窪祐輔を相手に3連勝。
2018年12月に翔兵(※7月21日に上田将竜と暫定フライ級王座決定戦)には判定で敗れたものの、2019年3月に神酒龍一に判定勝利し復活を遂げていた。ともに両団体でランキングは4位。初対戦となる清水と秋葉はスピーディでハイレベルな戦いとなりそうだ。
1R、ともにオーソドックス構え。慎重な展開から清水の出入り、右の押し込みをしっかり対峙する秋葉。互いに前足への強いロー。清水は右のカーフキック! 秋葉が左で入ってきたところに清水は左ジャブ! カウンターでもらった秋葉はダウン。その姿を見た清水は追打せず。勝利を確信した。
試合後、清水は「PANCRASEにも出ていて、こうして戻ってくるじゃないですけど戦えて感慨深いです。自分ももう35歳でチャンスあれば次、大きな大会あれば出たいのでよろしくお願いします」とアピールした。