▼ウェルター級 5分3R
〇押忍マン洸太(DESTINY JIU-JITSU)#2位 5勝5敗 77.4kg
[判定3-0] ※30-27×2, 29-28
×村山暁洋(暁道場)#4位/第9代同級王者 23勝14敗9分 77.05kg
押忍マン「明日はフィニュシュを狙って盛り上げたいと思います」
村山「一本・KOで勝ちたいと思います」
1R、ともにオーソドックス構え。村山は左ジャブで益に。押忍マンは右の奥手を狙う。右を突くオスマン。被弾した村山にさらに左ジャブも圧力をかける押忍マン。村山も左ジャブ。押忍マンは右ロー。左インローの村山。
右カーフを打つ押忍マン。左ミドルも。村山は左インロー。押忍マンは踏み込んでの右ストレート! 金網にバウンドして戻す村山。押忍マンの左ハイはブロッキング。
ジャブを突く村山。左の蹴りを掴んだ押忍マンがテイクダウン。そこに強いパウンドで飛び込む。クローズドガードの中に入れる村山は下からこつこつパンチ。ジャッジ3者が押忍マンを支持。
2R、左ボディも突く押忍マン。右ロー、左ジャブと対角に散らす。ジャブの刺し合いのなかで右ストレートを届かせる押忍マン。右カーフもヒット。その蹴り足を取って右で詰める村山だが、回る押忍マンは右ロー。村山は左から右オーバーハンドをガード上に当てる。
詰めてカウンターを狙う押忍マンは右カーフ。さらに左のショートも。クリーンヒットはさせない村山に左ボディストレートの押忍マン。右カーフ、サウスポー構えからオーソに戻し、圧力をかけていくが、村山も右を思いっきり振って前に。前足にシングルレッグで組むが、足を抜いた押忍マンが圧力をかけ直しホーン。このラウンドもジャッジ3者が押忍マンを支持。
3R、右カーフを突く押忍マン。サウスポー構えも。鼻血を流す村山は右で詰めるとついに組手をつかみ、得意の大外刈テイクダウン!
そのままマウントになるが乗りすぎか、リバーサルした押忍マンが上に。クローズドガードの村山は得意の三角絞めも狙うが、腰を抱いて中央にステイする押忍マン。下の村山は右オーバーフックでスイープを狙うが、戻す押忍マン。
しかし、下から村山はキムラでスイープ! 腕十字も狙うがホーン。極めさせなかった押忍マンは苦笑いを浮かべた。
判定は3-0(30-27×2, 29-28)で押忍マンが勝利。試合後、「すみません。KO出来ず。今日は勝つことを優先しました。これが僕の新しいスタイルなんで、応援よろしくお願いします」と語った。