▼第4試合 57.5kg契約 3分3R
×馬渡亮太(治政館/WMOインターナショナルスーパーバンタム級王者)
判定 ※28-30、28-29×2
〇オート・ノーナクシン(タイ/元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級6位)
馬渡はジャパンキックボクシング協会のエースで長身から繰り出すしなやかなミドルキック、切るだけでなく倒すヒジ、首相撲からのヒザと、ジャパンキック屈指のテクニックを有する。2020年8月4日の旗揚げ戦でジャパンキックバンタム級初代王座に就く。2021年1月大会ではWMOインターナショナル・スーパーバンタム級王座決定戦で勝利。2023年4月の「ROAD TO ONE ムエタイ フェザー級トーナメント」では決勝へ進出するも士門・PKセンチャイに惜敗。6月にはタイ・ランシットスタジアムのメインイベントに出場し、判定勝ちで再起を飾ったが、10月のビン戦でTKO負け、2024年2月のRWSでカムバックに判定負けと連敗。戦績を28勝(14KO)10敗2分とした。
オートは過去にスックワンキントーン王者の森岡悠樹を撃破。2023年6月にはシュートボクシングで山田彪太朗にKO負けを喫しているが、それ以外は日本人キックボクサーたちに負け無し。
1R、馬渡が右ローで快音を響かせれば、オートも負けじと右ロー&右ミドル。長い脚で蹴りを当てていく馬渡だが、オートも負けじと右ミドルを蹴り返す。馬渡は下がると見せかけて右ストレートを伸ばしてヒットを奪う。前に出たのはオートだが、馬渡が長い距離で蹴りを当てていった印象。
2R、右ローを蹴る馬渡にオートは右ローを返す。馬渡は前蹴りで顔面、ボディを狙い、長い距離での右ストレート。さらに組むと首相撲でコカす。馬渡は右フックからの連打をヒットさせて左ボディ、右ヒジも繰り出す。オートは右ミドル、馬渡のパンチには右前蹴りで対抗。オートは右ミドルと右ストレートで馬渡を崩し、オートがジャブを直撃させると馬渡がガクッと腰を落とす。
3R、オートは右ローと右ミドルを蹴りながら前へ出ようとし、馬渡は前蹴りと右ストレートでそれをさせない。右ミドルをアグレッシブに蹴っていくオートに馬渡は前蹴り、バックハンドブロー。馬渡はオートを首相撲でコカす。馬渡は右カーフを蹴り、オートが前へ出てパンチを打って来るところへヒジ、バックハンドブローを合わせようとする。組みつくとヒザを蹴るのはオート。ジャブから右ロー、前蹴りのオート。馬渡は蹴りにカウンターのパンチを狙っていき、オートは右ミドルを蹴る。