キックボクシング
レポート

【NO KICK NO LIFE】加藤有吾が心をへし折りヌアシラーを見事KO、引退試合の杉本卓也がダウン奪われるも気迫の猛攻で髙橋聖人とドロー、馬渡亮太はオートに敗れる、HIROYUKIが山田航暉に競り勝つ、健太は今年5試合目で67勝目、鈴木宙樹が足を負傷してKO負け

2024/05/17 19:05

▼第1試合 62kg契約 3分3R
×鈴木宙樹(フリー/第2代REBELS-BLACK 60kg級王者)
KO 2R 0分28秒
〇クォン・ヒョヌ(韓国/江南 FUN GYM/大韓ムエタイ協会60kg級王者)


 鈴木は右ストレートに必殺の威力を秘めたホープとして、2019年6月に11戦無敗のままREBELS-BLACK 60kg級王座に就いた。弟の鈴木千裕と共に“倒し屋兄弟”として注目を集めるも、13勝(8KO)無敗の戦績を残してボクシングに転向。2021年12月にプロデビュー戦で初回KO勝ちを収めたが、10月にKNOCK OUTでキックボクシングに復帰。西岡蓮太に判定で敗れ、プロ初黒星を喫した。12月にモンダムにKO勝ちで再起を飾ると、2023年2月に『ONE FRIDAY FIGHTS 4』に出場。ファリヤ・アミプールに判定2-1の接戦で惜敗した。4月にはREITO BRAVELYに判定勝ち。6月にはRIZINで梅野源治を飛びヒザ蹴りでKOする番狂わせを起こした。戦績は16勝(10KO)2敗。


 鈴木もクォンも右ストレートを得意とする選手だけに、打ち合いが予想される。鈴木は『RIZIN』で梅野源治から衝撃失神KOを奪った試合から約1年ぶりの復帰戦となる。


 1R、開始から前へ出てパンチ&ローで攻めていくヒョヌ。鈴木は右ローを蹴りつつ、ヒョヌが入ってくるところに右を合わせていく。サウスポーになってのワンツーを繰り出し、鈴木が下がったところに左ハイを放つヒョヌ。鈴木が右ストレートを打つとムキになったように前へ出てくる。そこへ鈴木は右ヒザをグサリ。さらに左三日月、左ボディでボディを重点的に攻める鈴木。



 2R、鈴木は右ローから左三日月。鈴木が右ミドルを蹴るとヒョヌが右スネでブロック。パキッと骨が折れるような音が場内に響き渡り、鈴木は足を気にして下がる。そこへヒョヌが飛びヒザ蹴り。鈴木が倒れ込み、ダウン。右足首を抑える鈴木は立ち上がることが出来ず、ヒョヌのKO勝ちとなった。鈴木は歩くことが出来ず、担架で運ばれた。

▼オープニングファイト第2試合 バンタム級 3分3R
○安河内秀哉(RIKIX)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-28
×兵庫志門(テツジム関西)

▼オープニングファイト第1試合 ライト級 3分3R
×伊世虎雅(モリタキックボクシングジム)
TKO 2R37秒 ※レフェリーストップ
○大河内佑飛(RIKIX)

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.332
2024年5月23日発売
特集「格闘サマーウォーズ」では堀口恭司vs.ペティス再戦、『超RIZIN.3』朝倉未来vs.平本蓮プレビューや、平良達郎、鶴屋怜、渡辺華奈、野杁正明、海人、クレベル、鈴木千裕の大一番に迫る!
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント