▼第5試合 ライト級 キックボクシング 3分3R
〇ルンラーウィー・シッソンピーノン(タイ)
[判定2-1]
×ボグダン・シュマロフ(ブルガリア)
ルンラーウィーは2015年いすゞカップトーナメントで優勝、2020年にはEM LEGENDの77kg級王座にも就いた。ムエハードコアとRWSを経てONEには2025年2月から参戦し、4戦目でドミトリー・メンシコワにTKO負けするも4勝1敗の戦績を誇る。外国人選手との対戦が多く、ユセフ・ブガネムとも2度対戦。また、ペンチャック・シラットの大会で3度優勝しているという実績も持つ。
シュマロフは2023年2月に『ONE Friday Fights 6』に初参戦するとマルワーン・フーリを1分15秒でKO。7月の2戦目もコンスタンティン・ルスにも3RでTKO勝ちしている強打者。KO負けも無し。
1R、パンチ&ローで前に出るシュマロフにサウスポーのルンラーウィーは左ミドル&左ローで対抗。ガードを固めてどんどん前に出て右ローと左右フック&右アッパー、左ボディで攻めまくるシュマロフ。ルンラーウィーも防御に回らずワンツー、左ミドル、左ロー、左ヒザ、左ストレートで応戦する。
左ヒザ、前蹴りとボディを攻めるルンラーウィーに、シュマロフも左右ボディを返す。ラウンド終了直前、シュマロフは左右フックと右アッパーをガムシャラにまとめて印象点を稼いだ。
2Rも同様に前へ出るシュマロフを左ミドル、左ヒザで迎え撃つルンラーウィー。自ら飛び込んで左ヒザを突き刺すルンラーウィーだが、シュマロフは前進を止めず左右ボディ。鋭い左ヒザが突き刺さってもお構いなく前へ出てパンチを繰り出すシュマロフ。ルンラーウィーは前蹴りもボディに連発する。左右ボディを打つシュマロフは動きが鈍くなってきたが、距離を詰めると左右フックの連打と右アッパー。
3R、左右フックを振り回しながら前へ出るシュマロフにルンラーウィーは左ミドルと左ヒザ、左ローで応戦。右ローを蹴って左右フックにつなげるシュマロフはルンラーウィーにロープを背負わせると左右ボディ。ルンラーウィーは前蹴りで突き放し、ステップで離れると追ってくるシュマロフに左ヒザを突き刺す。明らかに疲労してスピードが落ちているシュマロフだが攻撃と前進を止めない。そこへルンラーウィーが意表を突く右ハイキック。
フルラウンド両者攻撃を止めなかった熱戦は、ルンラーウィーが判定2-1で勝利を手にした。
Bogdan Shumarov and Rungrawee go to BATTLE ⚔️
— ONE Championship (@ONEChampionship) May 4, 2024
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