あいつなんてどうだっていいんですよ
――冨澤選手が極上の格上の相手とやると言っていて、立場の違いは向こうも分かっている。
「だんだん分かってきたんじゃないですか。最初は分かってなかった、バカなんで。みんなに言われて気付いてきたんじゃないですか」
――どういう気持ちでやる?
「ぶっちゃけ言うと、あいつなんてどうだっていいんですよ。俺が大晦日にデビューするってことが大事なんです。知名度あるので拡散してくれたのでラッキーだなくらいです。あいつはどうでもいいです」
――相手の顔を変える?
「形変えますよ。マジで。見ててくださいよ」
――1分で決めずになぶる?
「本当は1分で決めようとか言っていたけどもったいないなと思って。でも2R行ったら2Rまで行ったんだって言われたくないので、1Rいじめて最後に倒す」
「めちゃくちゃいい環境で出来ていますよ。トレーナーも増えて環境は最高ですね」
――トレーナーがいる環境がデカい?
「デカいですね。自分、ずっと一人でやっていたので。それでは強くなれないので」
――一番得意な打撃は?
「それはもちろんボクシング出身なのでパンチの回転です」
――冨澤選手のことを前から飛澤と言っているが、これは愛を込めた呼び方ではない?
「ただの飛澤ですね。飛んだんで。こんなヤツは何回でも飛ぶので」
――この試合で万が一負けた場合、失うものは大きいのでは?
「ないです。負けないです」