(C)越後風乃陣実行委員会/ゴング格闘技
2024年1月28日(日)、東京・ニューピアホールで開催される『プロフェッショナル修斗公式戦 2024 Vol.1』第1部(12:30開始)の9カードが発表された(※第2部カード)。
フェザー級・フライ級サバイバルマッチ&2023年度新人王決定トーナメント各階級決勝戦を中心にラインナップされた第1部。
メインはフェザー級注目のストライカー対決で、TOMA(同級世界6位・直心会TK68)vs.齋藤翼(総合格闘技津田沼道場・FIGHT FARM)が決定した。
TOMAは、約3年4カ月ぶり復帰戦となった2023年5月のTORAOで結城大樹に判定負けも、2023年9月の前戦・越後風神祭りで岡田達磨に2R TKO勝ち。
対する齋藤は、藤井伸樹、スソンに判定負けも、2023年5月後楽園大会で岡田達磨を1R リアネイキドチョークで極めて再起。10月大会では椿飛鳥にスプリット判定負けも、熱戦を繰り広げている。
同級では、12月の“FIGHT&MOSH”で世界王者SASUKEが盤石の強さを見せ2度目の防衛を果たし、インフィニティリーグ2023では竹原魁晟の優勝で閉幕。2024年の春には空位となっている環太平洋王者決定戦も行われ、大きな動きが予想されている。KO決着必至のTOMA vs.齋藤翼の一戦は、フェザー級の今後にどんな影響を及ぼすか。
さらに、今大会注目は『格闘DREAMERS』出身の鈴木崇矢(格闘DREAMERS)の修斗初参戦だ。鈴木はGRACHANが主催した『J-MMA Rookies CUP』を制した新世代注目のプロスペクト。
その対戦相手となるのが、10月の新宿FACE大会で昨年度新人王・片山将宏を完封した世界3位の宮城友一(キックボクシングDROP)だ。鈴木にとっては、今までの対戦相手よりキャリア、実力も含め格上の選手とのマッチアップとなり、どんな戦いを見せるか。
また、3月に新井丈に敗れたものの、7月には内藤頌貴に勝利し、トップランクをキープし続けた関口祐冬(同級世界2位・修斗GYM東京)と、地方在住でありながら結果を残し世界4位にいるヤックル真吾(T-REX柔術アカデミー)が対戦。
修斗史上初となる二階級同時制覇を果たし、大晦日にRIZIN参戦を決めている新王者・新井丈の動向次第で、更なる新展開が予想されるフライ級サバイバルマッチ2試合だ。
また、バンタム級では“練馬長南組”から永井奏多(TRIBE TOKYO MMA)と、中四国地方を中心に現在TORAOで3連勝中のHAMMER KATU(有永道場Team Resolve)の対戦が決定。
そして、第1部では2002年から続く修斗伝統の「新人王決定トーナメント」各階級の決勝戦が行なわれる。“新人王”の称号を目指し、トーナメントを勝ち上がってきた猛者が全国各地から集結し、五階級の決勝戦(※二階級は既に決定済み)に臨む。
新人王は、過去には高谷裕之、川尻達也、リオン武、堀口恭司、扇久保博正、猿田洋祐、現在UFCで活躍中の平良達郎など日本を代表する錚々たるメンツが獲得しており、毎年の新人王は、それぞれの階級の注目の的となる。2023年度新人王に名を刻むのは果たして誰になるのか。
[nextpage]
『プロ修斗公式戦 2024 Vol.1』第1部カード
2024年1月28日(日)12:30開始/東京・ニューピアホール
▼フェザー級 5分3R
TOMA(同級世界6位/直心会TK68)
齋藤 翼(総合格闘技津田沼道場・FIGHT FARM)
▼フライ級 5分3R
関口祐冬(同級世界2位/修斗GYM東京)
ヤックル真吾(同級4位/T-REX柔術アカデミー)
▼フライ級 5分3R
宮城友一(同級世界3位/キックボクシングDROP)
鈴木崇矢(格闘DREAMERS)
▼バンタム級 5分2R
永井奏多(TRIBE TOKYO MMA)
HAMMER KATU(有永道場Team Resolve)
▼2023年度新人王決定トーナメント決勝戦 ストロー級 5分2R(延長1R)
根井博登(千葉・パラエストラ柏)
麻生Leg Lock?弘(山口・有永道場TeamResolve)
▼2023年度新人王決定トーナメント決勝戦 フライ級 5分2R(延長1R)
亮我(兵庫・総合格闘技ゴンズジム)
永留惇平(福岡・MMA Rengers Gym)
▼2023年度新人王決定トーナメント決勝戦 バンタム級 5分2R(延長1R)
JAM(沖縄・THEパラエストラ沖縄)
磯城嶋一真(福岡・MMA Rengers Gym)
▼2023年度新人王決定トーナメント決勝戦 フェザー級 5分2R(延長1R)
松浦真実也(高知・総合格闘技実業団トップティア)
ネイン・ディネッシュ(福岡・MMA Rengers Gym)
▼2023年度新人王決定トーナメント決勝戦 ライト級 5分2R(延長1R)
グ・ジユン(兵庫・修斗GYM神戸)
嵯峨“ゴーレム”健史(TKエスペランサ)
▼2023年度新人王決定トーナメント決勝戦 ウェルター級 5分2R(延長1R)
─西條英成(沖縄・THEパラエストラ沖縄)
─墨吉涼太(福岡・誠流会館)
※墨吉が負傷欠場により、西條選手が今年度ウェルター級新人王に