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2023年12月17日(日)東京・TFTホール500にて開催される『GRACHAN 66×GRACHAN challenge』の9カードが発表された。
ロクク・ダリの負傷により、岸本篤史(BRAVE)と林“RICE”陽太(パラエストラ森ノ宮)が「ライト級暫定王座決定戦」を争うほか、バンタム級2回戦で伊藤空也vs.田中智也、無差別級の3試合も決定した。
なお、これまで通常の試合が5分2R、タイトルマッチは5分3Rのマスト判定で行われていたが、今回、GRACHANのルール改定により、5分2Rの試合では、試合がドローになった場合に「延長1R」を追加。判定になった場合、延長Rのみの判定で試合を決することが発表された(ルールブック)。
▼ライト級暫定王座決定戦 5分3R
岸本篤史(BRAVE)
林“RICE”陽太(パラエストラ森ノ宮)
ロクク・ダリの負傷により、岸本と林が「ライト級暫定王座決定戦」を争う。
岸本は、GRACHAN4連勝から20213年5月のRIZINで強豪ビクター・コレスニックのカーフに敗れたものの、10月の前戦ダリとの試合では、グラウンド状態の顔面に反則のヒザを受けながらも、判定1-1ドローに持ち込むなど、不屈の闘志を見せている。
一方、3連勝中の林は、2023年2月の山下康一朗戦で判定勝ちすると、7月の『GRACHAN 62』で小川道的を衝撃の跳びヒザで13秒 TKO勝ち。さらに10月の前戦で小谷直之を2R、左から右の返しでダウンを奪いパウンドアウト。2試合連続TKO勝ちを収めている。
初対決の両者。岸本はその卓越した打撃戦術で林の猛攻を凌ぐことができるか。林はKOへの道を切り開くことができるか。いずれにしても、GRACHANライト級の歴史に新たな名が刻まれる王座戦だ。