▼第1試合 KNOCK OUT OFG-REDスーパーフェザー級 3分3R延長1R
×鷹大(ウィラサクレック・フェアテックス西川口/元WMC世界&WPMF日本スーパーバンタム級王者)
KO 3R 2分29秒 ※右テンカオ
〇優翔(team NOVA)
鷹大はWMC世界スーパーバンタム級、WPMF日本スーパーバンタム級、WPMF日本フェザー級王座を獲得している三冠王。2018年8月からはK-1&Krushに参戦し、小澤海斗や森坂陸らと対戦、2022年9月までに4勝4敗の戦績を残している。通算戦績は23勝(8KO)13敗1分で、山口代表がOFG着用の試合をWSRフェアテックスジムに提案したところ、名乗りを挙げたのが鷹大だったという。
対する優翔は普段タイに住み、練習と試合を重ねているという27勝(5KO)10敗の戦績を持つ21歳で今回『KNOCK OUT』には初参戦となる。
1R、まずは右カーフの蹴り合い。優翔は鷹大の前足への前蹴りを多用する。ジャブ&ローの優翔に鷹大は右ローを蹴っていくが、優翔が顏へ向けて手のけん制をするため入りにくそうだ。序盤はほとんどパンチを出さなかった両者だが、後半になるにつれて右を出すように。
2R、優翔は蹴っていって鷹大が蹴り返そうとするとジャブや右ストレートを合わせようとする。ジャブと蹴りでなかなか入れない展開が続く鷹大は右ローを蹴っていくが、パンチを出そうとすると優翔がその間合いを外す。ローにパンチを合わせに行く優翔がついに左フックをヒットさせ、鷹大は鼻血を出す。終盤には優翔がパンチをまとめる場面も。
3R、強い右ミドルを蹴って前へ出る優翔は左右のヒジも放っていく。優翔の3連打に組み付く鷹大だが首相撲で天狼。ボディを打って来る優翔には鷹大が左フック。テンカオを突き刺す優翔がパンチとヒジで前へ出ると鷹大もフックを繰り出すが優翔の勢いに押され気味。鷹大が左フックで前へ出たところに優翔が右テンカオをグサリと突き刺し、一瞬おいて鷹大は前に崩れ落ちる。
優翔がKO勝ちでKOボーナス30万円を手に。「今回、元日本王者で世界獲っている選手にKO出来たので、自分の階級の王座が空位ですけれどタイトルマッチやりたいです」とタイトルマッチをアピールした。