▼セミファイナル(第7試合)KNOCK OUT OFG-REDスーパーライト級 3分3R延長1R
×不可思(クロスポイント吉祥寺/KING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級王者)
判定0-3 ※28-30×2、27-30
〇デンサヤーム・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/M-1 JAPANスーパーウェルター級王者)
不可思は様々な団体で試合を行い、合計5本のベルトを獲得。2019年6月にK-1へ初参戦、佐々木大蔵に流血TKO負けを喫して初陣を勝利で飾れなかったものの、2019年12月には大和哲也にKO勝ち。2020年3月にK-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者の安保瑠輝也に挑戦したが判定で敗れ王座奪取ならず。2022年は4月に小嶋瑠久をTKO、9月に大野祐志郎をKOに破ったが、12月に林健太に敗れた。2023年3月、約4年ぶりにKNOCK OUTに出場するとバズーカ巧樹にKO勝ち。戦績は44勝(21KO)18敗2分。
デンサヤームは20歳ながら78勝(8KO)27敗3分の戦績を持つムエタイの猛者。175cmの長身サウスポーで、ロングリーチを活かして蹴り技を得意とする。2019年、タイのテレビ局が主催するムエタイイベント『True 4U』のバンタム級トーナメントで優勝。2020年3月の『K'FESTA.3』でK-1初参戦を果たし、判定負けも武居由樹を長い手足から繰り出すパンチと蹴りで苦しめた。2022年から日本に移住し、ウィラサクレック・フェアテックスジム三ノ輪で練習を続けている。武居戦から3階級上げての参戦となった2022年8月の大沢文也戦では組み付きを多用したため減点となり、判定負け。2023年7月には鈴木勇人に初回KO負けを喫している。
1R、デンサヤームの応援団が異常な盛り上がりを見せる中、デンサヤームは前に出てパンチを打って来る不可思にヒジを打つ。サウスポーのデンサヤームの左ミドルがヒットするたびに応援団から歓声が起こり、デンサヤームは右ヒジを2度ヒット。さらに左ストレートも2発。不可思は仰け反らされる。
2R、右インローを蹴る不可思だがパンチを打つ前にデンサヤームにパンチを当てられ、組まれると崩されて倒れたところにヒザをもらう。パンチをかわされ、ヒジを叩きつけられる不可思。組んでのヒザももらう。不可思のパンチはなかなか当たらず、なぜか組んでしまうためそのたびに首相撲でコカされてしまう。不可思は全くペースがつかめない展開が続く。
3R、前に行くところで左ミドルを当てられる不可思だが、それでも前へ出ていくと首相撲でコカされる。ようやく左を当てrう不可思。デンサヤームは左ミドルを2発当て、組むとヒザ。強引に距離を詰めて左右フックを繰り出す不可思だが、すぐに組みの展開になって連打が出ない。前進を続ける不可思にデンサヤームが3度左ミドルを蹴り、試合終了。