(C)Lucas Noonan/BELLATOR MMA
榊原CEOが現地視察するなか、サイボーグとカモーシェが日本参戦をアピール「大晦日の件もガッチリ話し合って来ました」(榊原)
記念すべき『Bellator 300』の終了後、スコット・コーカー代表が、今年初めに囁かれ始めたBellator売却の噂について言及した。
2023年10月7日(日本時間8日朝7時30分~)米国カリフォルニア州サンディエゴのペッカンガ・アリーナにて、『Bellator 300』が開催され、日本ではU-NEXTで配信された。
同大会では、3つの王座戦が行われ、メインイベントの「Bellatorライト級ワールドGP準決勝&ライト級選手権試合」で、王者ウスマン・ヌルマゴメドフ(ロシア)が、挑戦者ブレント・プリムス(米国)を、全局面で5R完全ドミネート。2度目の王座防衛と、11月17日(日本時間18日)のパトリッキー・ピットブル vs.アレクサンドル・シャブリーの勝者とのGP決勝戦へ駒を進めた。
コメインでは、女子フェザー級で、王者クリス・サイボーグ(ブラジル)が、挑戦者キャット・ジンガーノ(米国)を1R 4分01秒、圧巻のTKO。5度目の王座防衛を果たした。
女子フライ級では、挑戦者イリマレイ・マクファーレン(米国)が体重超過で「変則王座戦」となったものの、王者リズ・カモーシェ(米国)が、カーフキックを効かせて5R 0分17秒 TKO勝ち。3度目の王座防衛に成功している。
このうち女子の2王者はともに、ケージのなかで「日本で戦いたい」とアピールした。
カモーシェは、同級3位の渡辺華奈を挑戦者に指名。サイボーグは、「RIZINの榊原サンもここに来ている。日本で戦いたい」と、日本での試合をアピールし、この日サラ・マクマンをTKOに下したリア・マコート(英国)とフェイスオフを行っている。
サイボーグが語った通り、現地には、日本からRIZIN榊原信行CEO、海外事業部の柏木信吾氏も視察に訪れた。
サンディエゴで開催された #Bellator300 へ行って来ました。
— 榊󠄀原信行 Nobuyuki Sakakibara (@nobu_sakakibara) October 9, 2023
RIZINが旗揚げから8年間で実施した大会数が約50大会なので、300回の大会を積み重ねて来た事は本当に凄い事ですね!
記念大会でもあり演出も素晴らしく会場は盛り上がっていましたよ。… pic.twitter.com/3802QQyFUO
榊原CEOは、「#Bellator300 の視察と関係者との打ち合わせの為にサンディエゴに来ました! 最初の夜は、Bellator代表のスコット、KOTCの代表のテリー(トレビルコック)とチャーリー(柏木)でイタリアンレストランで食事しました。1990年代の格闘技界の話しで盛り上がりましたよ。もちろん、大晦日の件もガッチリ話し合って来ました。ご期待ください!」と、同日にXに投稿している。
果たして、Bellator勢の日本再参戦はどうなるか。