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【Bellator】どうなる? ベラトール。スコット・コーカー代表が売却の噂について言及「命を懸けているのは、リングに上がっている選手たちだということを決して忘れてはならない」

2023/10/09 16:10

11.17シカゴ大会で注目カードがラインナップ。その後は──

 何より、2014年6月の『Bellator121』から同団体に関わるコーカー代表にとって、この日は、9年目の300回の記念すべき大会を、無事、成し遂げた日でもあった。

「(売却の話題は)プロモーションにとって本当にアンフェアだと思うよ。だって、300回大会だ。今夜は素晴らしい大会を催した。この8、9年間、我々はいい試合を組んできた。そして、この会社はすごく成長した。今夜はそれを祝うべき日だ。だから、正直なところ最新情報はない。みんなに喜んでもらうために何か作り話をしたいけど、実際は2日前と同じ状況なんだ。願わくば──何が起こっているのか、すぐに明らかになることを期待している」

 この300回大会を終えたBellatorのスケジュールは、次回大会までが正式発表されている。

 11月17日(日本時間18日)に米国シカゴのウィントラスト・アリーナにて『Bellator 301: Amosov vs. Jackson』を開催予定で、2大王座戦をメインに、惜しげもなく各階級のスター選手が投入されている。

 ウェルター級では、現王者のヤロスラフ・アモソフ(ウクライナ)に、6連勝中のジェイソン・ジャクソン(ジャマイカ)が挑戦。


 バンタム級選手権試合として正規王者セルジオ・ペティス(米国)と、暫定王者パッチー・ミックスが王座統一戦。同級注目のラウフェオン・ストッツ(米国)vs.ダニー・サバテーロ(米国)の再戦。

 さらに、ライト級GP準決勝として、パトリッキー・ピットブル・フレイレ(ブラジル)vs.アレクサンドル・シャブリー(ロシア)の準決勝もラインナップされた。

 この11月の『301』大会後に、Bellatorがすべきことの一つが、300回大会で勝利したウスマン・ヌルマゴメドフと、パトリッキーvs.シャブリーの勝者による100万ドル争奪ライト級GPの決勝戦となる。

 今後「Bellator」部門が何らか形で存続するのであれば、スコット・コーカー体制のなかでも、実質のオペレーション実行部隊であるマイク・コーガンとそのチームの力は必須で、買収の話が進むなか、コーガンチームはどんな選択をしていくか。

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