喧嘩道 presents BreakingDown 9
2023年8月26日(土)東京・アリーナ立川立飛
▼第32試合 ヨーロッパ対抗戦 キックルール無差別級
〇ジェロム・レ・バンナ(フランス/ヨーロッパ)
KO ※右フック
×キム・ジェフン(韓国/BreakingDown)
バンナは1995年3月からK-1に参戦し、K-1屈指のハードパンチャーとして活躍。“K-1の番長”と呼ばれた。キックボクシング戦績は86勝(70KO)22敗2分1無効試合。直近の試合は2022年10月、フランスのMMAの試合でTKO勝ちしている。
キム・ジェフンは身長180cm、体重150kgの巨体で、2014年5月にROAD FCでプロMMAファイターデビュー。4連敗(全てKO負けで3試合は1R決着)を喫するも、2021年7月の5試合目で映画俳優を相手に1RでKO勝ちを飾った。2023年5月にBreakingDownでノッコン寺田に判定勝ち。元極道として話題となった。
軽快なステップを踏むサウスポーのバンナはジャブから左ストレートを繰り出すが、ジェフンはかわしていく。フックを繰り出すジェフンにバンナは左ミドル。ワンツー、左ミドル、ヒザ蹴りと攻撃を混ぜながら落ち着いて攻めるバンナ。
以前のような荒々しさはないが、しっかり攻撃を散らしていくバンナはヒザ蹴りでジェフンをケージ際に追い込んでいくと、左フックからの右フック。これでジェフンが前に倒れ、そのまま起き上がることは出来ずバンナ貫録のKO勝ちとなった。ジェフンは鼻骨が折れている可能性があるという。
バンナはマイクを持つと「コンバンワ。私のチームのみんなにお礼を伝えたいです。私は50歳で現役でやっていられるのは私のチームのおかげです。私の友人にもお礼を伝えたい。心から愛してるよ」とメッセージを送った。