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【ONE】8.2 松嶋が王者ウェンに2RKO負け。ロッタンが新王者に! 和田が大善戦もDJが決勝進出、若松と竹中がKO競演、岡見またも勝利ならず、三浦が連続一本勝ち、アルバレスは大逆転勝利

2019/08/02 17:08

▼第2試合 ONE女子ストロー級(※56.7kg) 5分3R
〇三浦彩佳(日本/TRIBE TOKYO M.M.A.)
[2R 0分39秒 アメリカーナ]
×サマラ・サントス(ブラジル)


三浦は2月のシンガポール大会でONEに初参戦。アルゼンチンのラウラ・バリンを相手に払い腰からのスカーフホールド(袈裟固めから両足でアームロック)で一本勝ち。MMA4連勝中だ。


対するブラジルのサマラ・サントスは2018年9月にONEに初参戦し、女子ストロー級王者・ション・ジンナンに3Rまで粘るもTKO負けを喫しており、三浦にとっては王者との距離を計る格好の相手になる。


 1R、開始と同時に前へ出て組み付いた三浦が首投げから袈裟固めの必殺パターンに持ち込む。腕を両足に挟むことができず顔面へパンチを打つが、サントスが両足を首に絡めに来て横三角絞めに。三浦は縦四方に近い形となってサントスの頭部へヒザ蹴りを連打。サントスは横三角をなかなか解除しなかったが、残り10秒で三浦がサイドから抑え込んで顔面へのパンチを連打した。


 2Rもいきなり前へ出て、今度はダブルレッグでテイクダウンを奪う三浦。素早く脇差しパスガードで足を抜いてサイドに出ると、再び得意の袈裟固めからの両足で極めるアメリカーナで鮮やかな一本勝ちを奪った。

▼第1試合 バンタム級(65.8kg)5分3R
×スノト(インドネシア)
[判定0-3]

〇ムハマド・アイマン(マレーシア)


 1R、パンチの攻防から2分過ぎにスノトがダブルレッグを決めてテイクダウン。アイマンが立ってスタンドに戻るとアイマンはハイキックを放ち、左のパンチを当てに行く。


 2R、アイマンは左右に構えをスイッチしても主軸は左のパンチ。スノトはアイマンが前に出てくるとタックルに行こうとするが、すぐにアイマンがバックステップ。アイマンは圧をかけながらオーソドックスからの右ストレート、右ローをヒットさせ、飛びヒザ蹴りも発射する。


 3R、スノトは度々ダブルレッグを仕掛けるが、アイマンに切られてパンチをもらう。スノトは右オーバーハンドを2度ヒットさせ、ようやくアイマンの胴に組み付く。アイマンはフロントチョークでグラウンドに。首を抜いたスノトは立ち上がり際に組み付こうとしたが組みつけず、アイマンの圧に押されてコーナーで右ストレートをまともにもらう。アイマンは投げでテイクダウンし、マウントを奪ったところで試合終了。アイマンの判定勝ちとなった。

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