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【UFC】ウェルター級でルーケがドス・アンジョス下す、フェザー級でスワンソンがダオドゥに判定勝ち、LH級ラウントリーJrが4連勝、UFC女子最年少21歳のルシンドが2連勝! ライト級マッキニーが復活

2023/08/13 08:08

▼フェザー級 5分3R
〇カブ・スワンソン(米国)29勝13敗(UFC14勝9敗)146lbs/66.22kg
[判定3-0] ※29-28×3

×ハキーム・ダオドゥ(カナダ)13勝4敗(UFC6勝4敗)146lbs/66.22kg

 2019年10月のクロン・グレイシー戦の判定勝ちから3勝2敗のカブ・スワンソンが、堀江圭功戦のTKO勝ちを含むUFC5連勝後は1勝2敗のハキーム・ダオドゥとフェザー級で対戦する。

 スワンソンは、昨年10月にバンタムに落としてジョナサン・マルチネスに2R TKO負け。今回は再びフェザーに戻しての試合となる。
 キックベースのダオドゥは、モフサル・エフロエフに判定負け後、マイケル・トリザーノには判定勝ちもジュリアン・エロサの組みに敗れている。

 1R、ともにオーソドックス構え。いきなり跳び蹴りを見せるダオドゥ。かわすスワンソンは、左ジャブのダブルで前に出て右を当てる。さらに飛び込んでの左から右、続けて右カーフに繋ぐ。

 ダオドゥはその入りに左アッパーを狙い、左の蹴りをロー、前蹴りと軌道を変えて打つ。互いに出入りのなか、ジャブ、右ボディストレートのスワンソン。左ジャブの入りにもダオドゥは左を返す。

 ワンツーから左の3連打のスワンソンに、左ミドルを合わせに行くダオドゥ。さらに左ロー。スワンソンもハイを返すと、ダオドゥはカーフを当てる。

 2R、後ろ蹴りを見せるダオドゥは、スワンソンの腹を効かせて、右で差して金網に押し込みヒジ・ヒザ。突き放すスワンソンだが、右カーフキックをもらう。左前手で飛び込むスワンソンだが、ワンツー右ハイに繋ぐダオドゥはコンビネーション。スワンソンは右拳を握り、近づいてくが、そこに組んで押し込むダオドゥはヒジ・ヒザ。残り10秒でスワンソンはボクシングで勝負。打ち合いに持ち込むもブザー。

 3R、ジャブ、後ろ蹴りを突き、左ストレートを当てるダオドゥ。顔をずらしながらも被弾するスワンソンはダオドゥの組みを回してスクランブルして立ち上がる。ジャブからストレートで前に出るが、組むダオドゥは首相撲ヒザ。嫌ったスワンソンは半身になり金網に詰まるが、そこで左ヒザがローブローに。

 若干の中断からすぐに再開。左ボディで飛び込むスワンソン! さらに左から右フック、左手を挙げるフェイントからレベルチェンジしてダブルレッグテイクダウン! 残り1分。クローズドガードのダオドゥにインサイドガードから左足を抜いて、パス狙い。スクランブルで立つダオドゥに左足をかけて、バックから相手の右脇を潜り、バックテイク! しかし、すぐにダオドゥが正対してホーン。

 判定は3-0(29-28×3)で有効打を当てたスワンソンの勝利に。試合後、DCのインタビューに勝者は、「試合を楽しむことができた。やれそうになってもハードに戦って、自分が勝ったとも思ってなかったけど、こうして結果を出すことが出来て……(涙ぐんで家族を見やる)。思ったよりいい動きが出来た。妻がいると緊張するけど、子供たちの前ではいいところを見せないとね」と語った。

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