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【UFC】ウェルター級でルーケがドス・アンジョス下す、フェザー級でスワンソンがダオドゥに判定勝ち、LH級ラウントリーJrが4連勝、UFC女子最年少21歳のルシンドが2連勝! ライト級マッキニーが復活

2023/08/13 08:08
【UFC】ウェルター級でルーケがドス・アンジョス下す、フェザー級でスワンソンがダオドゥに判定勝ち、LH級ラウントリーJrが4連勝、UFC女子最年少21歳のルシンドが2連勝! ライト級マッキニーが復活

 2023年8月12日(日本時間13日)米国ネバダ州ラスベガスのUFC APEXにて『UFC Fight Night: Luque vs. Dos Anjos』が開催された。

 大会の模様は、日本時間13日(日)朝5時にスタート予定のプレリムがUFC公式サイトおよびYouTube公式チャンネルでライブ配信のほか、8時に始まるメインカード6試合を含む全試合が『UFC FIGHT PASS』ならびに『U-NEXT』でライブ配信された(見逃し配信も)。

UFC Fight Night: Luque vs. Dos Anjos 速報

現地時間2023年8月12日(土)、日本時間13日(日)
米国ネバダ州ラスベガス /UFC APEX

【メインカード】

▼ウェルター級 5分5R
〇ビセンテ・ルーケ(ブラジル)21勝9敗(UFC14勝5敗)170.5lbs/77.34kg
[判定3-0] ※49-46, 48-47×2

×ハファエル・ドス・アンジョス(ブラジル)32勝14敗(UFC21勝12敗)171lbs/77.56kg

 メインイベントのウェルター級(5分5R)では、10位のビセンテ・ルーケ(ブラジル)と、ライト級9位のハファエル・ドス・アンジョス(ブラジル)が対戦。 

1R、サウスポー構えのドス・アンジョス。オーソのルーケは右ミドル。さらに右のダブルから右ハイ。ドス・アンジョスのワンツーの左をかわす。

 左ハイから左ストレートを見せて組むドス・アンジョスは、スタンドバックからヒザを突くと、正対したルーケが四つ組みに。左で差して小外がけで崩すが、残したルーケは右ヒジをアゴに押し付けて剥がしに。そこにヒジを突いて離れるドス・アンジョス。

 ワンツーから右ハイのルーケに、右から左、左ミドルのドス・アンジョス。ルーケも詰めて左ボディ! 押し戻すドス・アンジョスにルーケは右ミドル。ドス・アンジョスは左スーパーマンパンチから組む。

 体を入れ替えダブルレッグテイクダウンのルーケ。そこにアームインギロチンのドス・アンジョスだが前転して首を抜くルーケがシングルレッグに入ったところでブザー。


 2R、じりじりと圧力をかけて先に組むドス・アンジョス。しかし金網背にすぐに差し返してヒジを突いて離れる。左ストレートを突いて詰めるドス・アンジョスに右ストレートを当てるルーケ。ドス・アンジョスはダブルレッグテイクダウン。しかしすぐに立つルーケが体を入れ替え、シングルレッグに入る。差し上げるドス・アンジョスだが、押し込むのはルーケ。低いシングルレッグに、ドス・アンジョスは金網背にスイッチで左手を股間に差し込むも、それをさせないルーケがスタンドで肩固め狙い。離れるドスアンジョスが右を突いてダブルレッグに入ったところでホーン。

 3R、左ジャブを当てて右ボディストレートのルーケ。組みに行くドス・アンジョスに体を入れ替え、ダブルレッグに。脇を潜り、スタンドバックにつくもここはドス・アンジョスも離れる。

 ジャブで圧力をかけるルーケ。ドス・アンジョスは左の蹴りも、ルーケも右ミドル。左ストレートから組むドス・アンジョスに、ノーアームギロチンチョークから後方に回してスクランブルの立ち合いですぐにシングルレッグで押し込むのはルーケ! 最後はダブルレッグで尻もちを着かせてブザー。

 4R、このラウンドも先に中央を取るルーケは、サウスポー構えになり右ジャブを突いて右ハイ、さらに右で差して金網に押し込む。金網背にするドス・アンジョスにシングルレッグテイクダウン。左手を首に巻き、がぶりも。

 右を突いて首相撲ヒザを狙うドス・アンジョス。互いに金網際で対を入れ替えながら、シングルレッグはルーケ。その首を取りに行くが、入れ替えたドス。・アンジョスの組みを切り返し、逆に金網まで押し込み、シングルレッグを回して尻を着かせ、リアネイキドチョークを狙ってゴング。

 5R、左ハイを突くルーケ。さらにジャブ。ドス・アンジョスも右を振って組みに行くが、すぐに体を入れ替えるルーケが右で差して押し込み。ダブルレッグに切り替え、クラッチして引き出すが、すぐに足を抜いて立つドスアンジョスは左ハイ、左ミドル!

 しかし前に出たところをルーケがダブルレッグへ。片足を着きながら金網背に立ち上がるドス・アンジョス。なおもダブルレッグからスタンドバックに着こうとするルーケに、スクランブルから離れて、最終ラウンドでドス・アンジョスからダブルレッグへ。その圧に引き込む形になったルーケは下からフルガード。そこにドスアンジョスがパウンドを狙いホーン。

 5R、左ハイを突くルーケ。さらにジャブ。ドス・アンジョスも右を振って組みに行くが、すぐに体を入れ替えるルーケが右で差して押し込み。ダブルレッグに切り替え、クラッチして引き出すが、すぐに足を抜いて立つドスアンジョスは左ハイ、左ミドル!

 しかし前に出たところをルーケがダブルレッグへ。片足を着きながら金網背に立ち上がるドス・アンジョス。なおもダブルレッグからスタンドバックに着こうとするルーケに、スクランブルから離れて、最終ラウンドでドス・アンジョスからダブルレッグへ。その圧に引き込む形になったルーケは下からフルガード。そこにドスアンジョスがパウンドを狙いホーン。

 定は3-0(49-46、48-47、48-47)でルーケが勝利し、2連敗から再起。ドス・アンジョスはウェルター級に戻した12月のブライアン・バーバリーナ戦の一本勝ちから、連勝はならなかった。

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